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▲日本の子育て支援は、フランスに比べたらまだまだ。

今朝、スーパーモーニングで、フランスの子育て支援策について報道していました。

私が参加する市民団体主催の「病児・病後児保育のサポーター養成講座」でも、フランスの事例はいつも紹介していますが、今日の番組は、フランス現地の映像も交えてうまく説明がされていると思いました。

かつては、フランスも、日本と同じように少子化が進んでいました。
しかし、フランスは政権交代をし、思い切った政策を展開し、出生率がV字回復しています。

フランスの子ども手当は、
子ども一人当たり約22,000円/月。二人目が誕生すると、さらに家族手当が上乗せ。三人目が誕生すると、合計約102,000円/月が支給されます。

日本の子ども手当は、
たった13,000円なのに、バラマキと批判されてます。この違いは何でしょうか?

フランスでは、現金支給だけでなく、保育ママ制度など数十種類のサービス給付もあり、子どもは国の宝だという考えをしっかりと持っています。

GDPに対する子育て支援の費用比率は、
 フランス : 3%
 日本   : 0.8%

日本の母親は、
 1.仕事を続ける。
 2.子育てに専念する。
の2者選択。
しかし、フランスは、
 3.「子育てしながら働く」という選択肢があります。

民主党は、コンクリートから人へと言って選挙をしました。
子どもが大人になるには、20年かかります。
すぐに効果のある対策をしたとしても、結果がでるのは20年先です。この子ども手当もフランスを参考にして作られた施策だと思います。しっかりとやってほしいものです。

子どもは国の宝。

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