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▲庁舎問題で、10月に市側と議会が会議をすることに?

 9月議会では、庁舎建設計画において、予算が7億円ふくらんだことに様々な意見が市側にされました。

 私は、議案質疑(9月7日)の折に、議場は現状のままでという選択肢も示しながら、「議場もどうするかも含め、市側と削減について努力すべきではないか」との質問をし、市は「多少建設が遅くなっても、削減の努力をともにしていきたい」と答弁しました。

★しかし、補正予算では、「継続費の補正」=庁舎建設事業費の総額が計上されており、7億円アップを認める内容となっており、質疑への答弁と矛盾が出てきている。さて、これをどうすべきか・・・という課題がここにあります。

◆議会の賛成がないと市は支出ができない!裏返せば、賛成すると支出を認めることになる。補正予算案への対応、さてどうしよう・・・

● そこで、継続費とは何か?調べてみました。
(こんなときに、「継続費」のしくみを使います)
 事業の実施が2ヵ年以上に渡ることが確実な場合に、全体の事業費と各年度ごとの事業費をあらかじめ一括して予算計上し議会の議決を得たもの
    (例)市「2年かかる事業だから2年まとめて契約したい。しかし、行政は単年度会計だからできない。どうしようか?」→「継続費」を使えばOK。

(継続費を議会が認めるとどうなる?)
 「継続費」は支出権限まで付与されていいます。→従って、毎年の議会の承認がいらなくなります。   
    「継続費」は、年割額の本年度分を継続費の中に計上すると同時に、歳出予算中にも計上しなければならない。

みつこは、思います。

 補正予算案の歳出明細には掲載されているものではなく、見過ごしがちの「第2表継続費補正」、「第3表地方債補正」には、かなり重い意味があると、調べてみてわかりました。明日から総務委員会が始まりますが、他の議員のみなさんにこのことが伝え切れていません。
 議会として、この補正案をこのまま認めることは問題です。ひとり会派の私、さてどう動こうか。

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