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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲昨日、みつこの一般質問のご報告(雀ヶ森処分場について)
昨日、午後2時45分から登壇しました。
登壇前に、東日本震災から2年ということで、議場で黙祷がありました。
◆愛西市の最終処分場「雀ヶ森処分場」の廃止とヒ素汚染について
最終処分場の閉鎖をしようとしてもできない状況になっている「雀ヶ森処分場」。この問題を指摘して、2年以上経ちました。あまりにも解決に時間がかかりすぎています。
・ まず、私の認識の確認をしました。
《平成3年度》
現在の処分場の西側部分と、道路を挟んで南側の雑種地を購入
5月に処分場として「届出」が県に提出
12月に、現在の処分場の東部分の土地を購入し、南側の土地を外して、処分場の「届出」
(土地購入費は、決算額で、4620万円)
《平成7年度》
用地の西側部分に、廃棄物処理法施行令第3条第3号ロに記されている「処理基準」のみを満たす処分場を建設(設計費145万円、埋立処分場建設費4874万円)
《平成8年度》
埋立の終わった西側部分を含めた土地すべてを、処分場とし、平成9年3月14日に県に届け出を提出。この時期は、廃棄物処理法改正が迫っており、遮水工の整備をするということで設計し県に届け出。(設計費77万円)←大きな工事だが、平成7年度の設計費145万円より、かなり安い金額であることも気になる。
その後、計画通りに処分場を造らず、穴にゴミを投棄し続けた。
《平成11年度》
西側部分にプラスチックごみ類を保管し、穴にゴミの投棄をし続けた。
10月22日に県から「通知書」、つまり民間ならば「指導票」にあたるものを受け、「保管は認められない。平成9年の届け出通り処分場を造りなさい」と県から指導。
12年2月に村長名で「届け出通りに設置します」と、改善書を提出。
《平成12年度》
設計委託費32万円、処分場工事費4410万円を掛けて、東側部分に埋立処分場を作り、素堀の穴に入れていたごみを、その新たに造った処分場に処分し、ゴミの一部を1683万円で民間委託した。
よって、現在、中央部分には、ゴミ埋立はされていない。そして、造った処分場が、届け出通りの処分場ではない可能性が高い。
みつこ : 上記の認識で間違いないか?
市 側 : 間違いない。
みつこ : 議会でとりあげて2年になる。今まで何をしていたか?
市 側 : 少しでも安く解決できる方法を模索していた。
みつこ : ヒ素汚染はいつから把握していた?
市 側 : 県が調査して22年?(聞き取りにくくて再度確認します)
みつこ : 平成14年からオーバーしており、オーバーするたびに再調査していた。知らなかったという答弁は納得できない。
市 側 : 排水基準と環境基準と間違えていた。
みつこ : 北側の井戸からもヒ素と鉛がオーバーしてるのでは?
市 側 : 排水基準と間違えていた
再調査していたんだから、知らなかったわけないでしょ!また、2年間、何をしていたんだと思いつつも、これ以上言っても無駄であり、体制の改善につながることが重要と、それ以上の追求はやめました。
濃尾平野は、自然由来のヒ素が時折検出されますが、自然由来であろうがなかろうが、安全の確認は、環境課の役割です。
最終的に、処分場廃止にかかるコストの積算と観測井戸の継続的な監視を求め、市は取り組む約束をしました。
3月11日(月)のつぶやき
おはようございます。寒い朝となりました。本日11日午後、一般質問で登壇します。是非、傍聴にお出かけ下さい。今、一般質問の原稿完成!!!間に合いました。「超間際議員」です(^^;)今日も、アドリブの質問が飛び出てしまうかも。職員のみなさまには、ご苦労をおかけします。
一般質問、終わりました。
雀ヶ森処分場問題で「観測井戸からのヒ素が基準オーバーしていることをいつから認識していたか?」と質問したら、「平成22年?・・・」と答弁。違うでしょ!平成14年からオーバーしていて、その都度、再調査していたのだからきづいていないわけがない。なのに「排水基準と間違えてた」と答弁。間違えていたならば、再調査しないでしょ?ストレスたまり気味。
一般質問を終え、長~く議員をしている方が「あんまりいじめてやるなよな」と。
う~ん、こういう議会の体質が、20年経ってこんな事件となって現れるんだ。こうした認識を変えるのも議会改革で取り組まねばならないひとつ?「一般質問はイジメと思ってるんですか?」と言いたいのをぐっと我慢。ストレス!ストレス!