2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲3月議会の議案質疑で明らかになったこと(平成25年度予算)
2月28日に、25年度予算の勉強会がありました。
そして、3月6日に、議案に対する質問(議案質疑)がありました。
その場で明らかになったことを、まとめておきます。
◆総務関係 ===============
*臨時職について
→ 職員不足で122名 休職のために18名
*職員の心の健康相談「職員の状況は?」
→5名が仕事に出られない状況(仕事上、人間関係などが原因)
*巡回バスの見直し
→ 委員会で提言をまとめてもらう予定。その後、具体的に改正。
*ふるさと基金の予算が減っている
→ 地域の集会所などの新築や改修の要望がない。
*コミュニティFMの今後の予定は
→ 4月開局する予定だったが、少し遅れ、4月12日に式典の予定。
朝、昼、晩に15分ずつ、月~金、広報・防災を放送する。
番組審査会が3月下旬からはじまり、年6回開催される。
*新電力を使うことになりました。
→ 23~24年5月までの実績をもとに、効果の出る施設を選んで、電力をNTTから新電力に変えます。4%くらいの削減見込みとなります。
かつて一般質問で提案したことが、実現しました。
質問後、東日本震災もあり需要が増え、導入は無理かな?と
思っていましたが、職員のみなさん、頑張りました。
反射式で、紐スイッチ月の蛍光灯に変えると節電効果があることも
提案してありました。これも、今後取り組む予定とのこと。
*被災地への職員派遣は、平成25年度、三春町へ半年ずつ2名。
*自主防災会は、全町内で立ち上がった。178団体。
*県職員の派遣をうけている → 企画部次長、教育部2名
*自治基本条例の今後は
→ 市民委員と相談しながら、今後の活動や日程を決めていく。
*まちづくり市民会議の今後と実績は?
→ 現在、総合計画の指標の見直しをしている。
実績としては、植樹活動・サロン活動
*PCBの運搬をします
→ 高圧コンデンサーを処理することができることとなった。
しかし、蛍光灯の処理がまだ残る。
*前納報奨金は、廃止すべきでは?
→ 市税で 43%、 固定資産税で 68%の人が前納をしているので、
すぐにはやめられないとのこと。
この問題は、何度も議会で取り上げてきました。
愛知県下で、この仕組みを残している市は、あと1~2市だと思います。
サラリーマンの方は、この恩恵にあずかることはできません。
そうした点からも、税の不公平が起きています。
庁舎の問題があるから、思い切った行革ができないといった背景があると私は思う。
*市税の税収が減っている
→ 個人市民税は、景気の低迷と団塊世代の退職が原因
法人市民税は、若干の減少(税法改正も見込んでいる)
*庁舎は、全体でいくらかかるの?
・支所以外で、45億6千万円
庁舎 39億875万円(外構含め)
設計 9450万円
監理費 4095万円
仮設・ATMなど 1931万円
駐車場 2億9656万円
道路整備 1億9167万円
・まだ決まっていない予算
備品
防災
電算
防災倉庫
引越費用
・支所整備計画のこと
立田支所 解体
佐織支所 一部解体
25年度夏までには、跡地利用も含めて計画を示す。
◆福祉部局 ===============
*ヒブ、子宮頸ガン、肺炎球菌ワクチン 予防接種の摂取率が低い
* 国民健康保険、近々値上げになるのでは
平成25年度で、基金を使い果たします。
値上げにならないよう、しっかりと見ていきます
*災害時の要支援者への対応
→ 名簿作成、模擬訓練などしてきた。
自主防災会に名簿を渡すことへのアンケートも実施。
福祉避難所は、31施設で了解をもらい、協定を結んだ。
*災害時の戸籍データ保護への対応
→ 名古屋地区は、北海道に戸籍データをバックアップする
*生活保護者への対応
→ 生活保護支援員が1名いる。12月までに11名を就労させた。
生活保護者
平成23年 139世帯
(うち、高齢者単独=63。高齢者のみ世帯=10。外国人世帯=1)
平成24年 162世帯
(うち、高齢者単独=67。高齢者のみ世帯=15。外国人世帯=2)
平成25年1月 174世帯
(うち、高齢者単独=72。高齢者のみ世帯=17。外国人世帯=3)
先日、NHKで「介護難民」のことをしていました。
年金受給額が少なく、貯金も底をつき、家はあっても1人で生活ができない。
特別養護老人ホームもいっぱいで、なかなか入ることはできません。
こうしたとき、生活保護をうけて介護施設に入ることになります。
愛西市でも、4件介護付住宅に入った事例があるとのこと。
今後の大きな課題です。
*障害者総合支援の増加原因
→ 福祉サービスが浸透した
自立支援法の新たな事業所ができた
*障害者虐待保護への対応
→ 平成24年10月、新法ができた
平成23年 2件あった(保護はしなかった)
平成21年、1件あった(福祉施設のショートステイに)
→ 他の施設(8施設)に打診している
*生活管理短期指導 → 24年度、1名あった。津島市天王荘に。
*配食サービス → 170名。業者3社。
*寝具利用、福祉タクシー利用が増えている
→ 寝具は、329名 タクシー券すべて利用は、26%
*児童発達支援事業利用者負担助成、新たにスタート
→ わかば園の利用料を無料に
*保育園、1人あたりの面積
→ 3施設で、0歳児の保育面積が、3.3平米基準を割っている
*太陽光発電助成金 増額予算
安城市などでは、太陽熱利用にも補助金を出しています。
家庭では、決して電気である必要はなく、お湯を使うケースが多いです。
安価で、節電効果があがる「太陽熱利用」も検討するよう提案しました。
◆教育関係 ===============
*放課後子どもプラン、どうなる?
→ 国の事業であり、現状維持。
指導員は、60名いる。時間給は900円。
全校に拡大していくという方針だったのが、かわったのかな?
国からの交付金などの絡みがあるかもしれません。
◆経済建設関係 ===============
*勝幡駅南口改札口の整備、1億5千万円全額を名鉄に補助
→ 交渉の結果、すべて市の負担となった。
踏切もすべて市の費用でやってきた。
できあがったら、名鉄が管理
この予算には、驚きました!!!
名鉄南改札口の建設費と、改札、切符販売機・・・すべてを市が自主財源で持つ
との説明がありました。議場もざわつきました。
これって、できあがったら「どうぞ」と名鉄に差し上げるということ。
ありえないでしょと私は思う。
*佐屋駅前整備は、平成25年度調査をしてから計画を立てる。
*畑作振興がはじまります。
→ 耕作放棄のはたけの予防策
貸したい人を募って登録。6年以上の契約。5年以上3反以上。
1年に60万円助成
*新規就農→ 6名分の予算。150万円が助成される事業。
農業大学校卒業者などが対象。
*土地改良区単独事業への補助は、入札結果の公開をすべき。
年間、約2億円の入札や契約が土地改良区にはあります。
それらの約40%が市からの補助金です。
入札や契約を透明化すべきです。
→ 市は、土地改良区に指導すると答弁しました。
*農地・水・環境保全向上対策事業は、かなりの金額が愛知県土地改良区に委託金として渡っています。どれくらいの金額が渡っているのか。
→ 25地区が取り組んでおり、7%が県土地改良区に
▲みつこの「3月議会一般質問」、内容は・・・
3月11日、一般質問で登壇します。
たぶん、午後2時から2時半くらいに登壇すると思います。
どなたでも傍聴できます。是非、お越しください。
環境、まちづくり、政治倫理などについて質問する予定です。
ちょうど東日本震災が起きた時間に、登壇することになるかと思います。そんなことも心の隅に置き、気持ちを引き締めて質問しようと思います。
◎ 質問大項目1 かつてのゴミ処分場の管理について
・ その後どうなった? ~雀ヶ森処分場の廃止とヒ素汚染
・ その後どうなった? ~旧処分場の指定区域指定は
【質問の主旨】
=雀ヶ森処分場について=
一般廃棄物は市町村の責任で処理および管理されるべきものです。処分場などをつくるときも県に届け出はするものの、県に許認可権がありわけではありません。
よって、雀ヶ森処分場については、市自ら解決案を模索し決定すべきものであり、県から解決策を待つ姿勢であってはなりません。処分場跡地をどう使うのか等を踏まえ、解決のための費用対効果を鑑み、説明責任の果たせる解決策を示すべきです。
平成22年12月に、違法な状況にあって処分場を廃止することができなくなっていることを一般質問で指摘し、2年以上の歳月が過ぎています。現在に至るまでの経緯の説明を求めるとともに、今後の見通しについても伺います。
また、観測井戸からヒ素が検出された件については、今後の対応について伺います。
=ふる~い処分場から汚染をもたらさないための対応について=
平成17年3月に、県は市町村に対し、かつての処分場のデータ報告を求めましたが、愛西市では20を越す処分場跡地があるはずですが、提出がされていませんでした。平成22年12月議会でこのことも取り上げましたが、県に登録されたのは1件のみ。他の処分場跡地については、市として環境汚染を防いでいくことになるが、どう取り扱うのかを伺います。
◎ 質問大項目2 市の公有財産を残土処理施設に貸すことの課題
【質問の主旨】
残土は廃棄物ではないので、廃棄物処理法の規制を受けることがありませんが、廃棄物か否かの判断が困難なものも扱われるケースが多く、違法に廃棄物を扱うケースも多く、全国で汚染問題や廃棄物処理法違反の問題も起きています。
産廃施設でないことから、県の立入検査の対象からも外れ、市としての監視体制が必要になってきますが、市としてどのような体制をとるのでしょうか。また、貸すことのデメリットとメリットはどう考えているのでしょうか。
公有財産を積極的に活用しようとした姿勢は評価できますが、こうした施設を市が積極的に誘致することは、将来のこの地域の企業誘致からも、農業推進のいずれからも、ふわわしい業種とは言えないを私はかんがえます。都市計画マスタープランの見直しおよび更に詳しい地域計画をつくるなどし、市としての判断基準を持つべきではないか。
~リサイクルが環境にやさしいとは限らない~
今回の施設では、三重県と愛知県のリサイクル認定を受けているとのこと。
しかし、かつて取り組んだフェロシルトも鉄鋼スラグも、県のリサイクル認定を受けていました。リサイクル認定があるからといって安全という物ではありません。その他、こうした土地利用に対する農業委員会等のかかわりや土地利用調整条例への取り組みについても伺う予定です。
◎ 質問大項目3 政治倫理条例の制定を!
【質問の主旨】
他の自治体では、不祥事が起きてから倫理条例の制定をしています。議会では、すでに倫理条例を作りました。おとなりの桑名市でも大きな問題になりましたが、市長の親族との契約や関係者との契約や、職員の契約に対する緊張感のためにも、特に明確にすべきです。
3月8日(金)のつぶやき
みなさん、おはようございます。春のほんわりした空気が心地よいですね。今日は、議会の一般質問です。私は月曜日の午後(?)に登壇予定です。土日を挟むので、まだ十分な準備ができていません。間際議員にならないように、今回は早めに準備を始めねば、、、、。お時間のある方、是非傍聴に。