2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲発達障がい、山梨県立こころの発達総合支援センター・本田先生の講演
7月6日(土)、瑞穂市総合センターで
「発達障がい理解促進講演」
~ライフステージに応じた支援のあれこれ~
があり、行ってきました。岐阜県内の自治体職員や保護者ら300人を越す方々が参加されていました。
私も、今まで、この問題の勉強はしてきたつもりですが、日々研究も進んでおり、常に新しい情報を得る努力をする必要があると思いました。子育ての市民活動に携わり、こうした子どもたちと関わる機会も多いので、仲間にも伝えながら、よりよいサポートができるよう頑張っていきます。
自分が記憶にとどめる目的からも、まとめを掲載しておきます。
◆講師:山梨県立こころの発達総合支援センター 本田秀夫先生
《発達障がいとは》
・注意欠如・多動性障害(ADHD)=子どものころからそそっかしい(慌て者、不注意、軽はずみ)
・学習障害(LD)=生活能力やコミュニケーションには問題ないが、読み・書き・計算の一つが苦手
・自閉症スペクトラム(AS)=臨機応変な対人関係が苦手。自分のペースの維持が最優先。
《成長とこだわり》 認知が発達すると”こだわり”も発達する。
・最近までは、年齢と訓練の結果、こだわりも軽減されると考えられていた。
・こだわり保存の法則=全体量はかわらないが、こだわりの対象が移動する。
《社会生活の中のとこだわり》
・ルールや決まりごとを頑なに守る。
・他人にルールを強要する。
・1番になることにこだわる。
《二次障害が起きると、支援が困難になる》
・冗談や皮肉を真に受ける。発言が一方的である。融通がきかない。
↓
いじめの対象となりやすい。
↓
不登校、ひきこもり、鬱状態、不安状態などの二次障害をおこしやすい。
↑ ここを回避することが大切!
《発達障がいは、1割くらいある。障害者対応しなくて良いケアが必要》
↓
《みにくいあひるの子:白鳥の子を無理矢理あひるの子として育てようとすると二次障害に》
・他の子と同じことをできることを求めてはならない。
・この子が、大人になって社会で生きていけるには?と考える。(心の健康が大切。自律的に社会性をもって振る舞える)
・物心つくまえの特訓は、二次障害の危険あり。
・思春期前の子どもには、保護的な環境を提供。得意なことを十分に保障。苦手意識を持たせない。大人に相談してよかったという意識を持たせる。
・マナーや日程など、文字などで見えやすくしてあげる。
《支援者がしてはならないこと》
・苦手の克服を最優先課題とすること。
《自律を育てるポイント》
・人と違うことこそほめる。 得意なことこそほめる。
・家庭で役割を。(学齢よりも、実生活能力が優先)
・別のメニューを用意しよう
(特徴を活かす)
・予定調和を愛し、想定外の自体に動揺し、人情では慰められない。
・興味があることは細部まで記憶し、一度記憶するとなかなか忘れない。
《発達障がいは、反応性精神障害がリスク》
・大人の発達障がいは、うつと間違われやすい。
何らかの特記すべき特徴がある。 ・その特徴は、乳幼児期から見られ、成人後も残る。
7月6日(土)のつぶやき
暮らし方がさまざまになり、いろんな相談を受ける機会が増えてきました。今日は、瑞穂市に発達障害の勉強に行ってきます。発達障害のことが周りの方々に少しずつ理解されることが、一番の支援につながると思っています(^_^)。今日もガンバ!選挙応援もしなきゃ。夜は、母のお参りです(-_-)。
昨日の児童クラブの子どもたち。庭で採れたきゅうりとオクラを私のところに持ってきて「料理して~」。キュウリをめんつゆと酢で浅漬けにし、オクラを塩ゆでしてあげました。喜んで食べる!食べる!今度も野菜のおかずのようなものをおやつにしてみようかな。
瑞穂市総合センターに到着。今から、発達障がい理解促進講演会に参加します。講師は、山梨県立こころの発達総合支援センターの本田秀夫さん。
今、穂積にいますが、愛西市では竜巻注意情報が出ているようです。どんな天気になってるのかな?