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▲突然、児童クラブ利用料の件でお電話を頂き、てんてこ舞いの一日でした

 朝にこんな電話が入りました。
 「母子家庭と生活保護家庭の児童クラブの利用料が無料になる。でも、NPOや民間保育園が運営している児童クラブは、有料だと聞いた。もう申し込みも終わっているし、今更なによ!」
 というのが、電話の内容でした。かなり怒ってらっしゃいました。

 無料になることは良いのですが、それが公設のみとなるといろんな問題がでてきます。
  公設も民設も一緒に、また、母子も母子以外も一緒に広報などで募集される中で「母子家庭のかた、こっちを選べば無料。そっちを選べば有料。さあどっちを選びますか?」というのが本当の母子支援なんだろうか。

 このことは、一部の学校のみでお知らせが配布されたものらしく、私も突然の情報に驚き、市に確認。

■ 母子世帯の選択肢を減らす、不公平な施策です。

 市は、「無料にするんだから前進だ」というのが言い分なのでしょう。
 しかし、母子家庭にとっては、今まで2つの選択肢があったのが、年間7万2千円がただになるとなれば、選択肢がひとつになります。母子家庭だけに選択肢がなくなる施策だと私は思いました。

■ 母親の働き方を応援していない。

 母子世帯のみなさんは、多くがフルタイムで働いていらっしゃって、ときには急な残業になるときもあります。そうしたとき、融通がきくのが民間の良さです。そうした理由から、民間児童クラブを利用されている方も多いのが現実。この現実わかっているのだろうか。

■ 子どもの気持ちを無視した施策です。

 兄弟のように生活をしている子どもに、途中から別の児童クラブに行きなさいなんて、私は涙がでるくらいこの判断を悲しく残念に思います。子どもを右から左へ移動させるような考え方は、してはいけません。子どもにだって気持ちも心もあるんだから。
 保護者の方からも、せっかく慣れた児童クラブを変わるなって・・・という声も届きました。

■ 公設児童クラブと民設児童クラブの足並みをそろえた運営は、今後どうなるんだろう。

 市は、各小学校区に1つずつ民間の児童クラブを認め、運営に補助を出しています。料金も、市と同等の料金で運営するのが条件で、申し込みも市が窓口様々な市からの制約を受けながら運営がされています。

 ところが、今回は、公設児童クラブ利用者は無料だが、民設児童クラブ利用者は有料という内容で、市自ら料金設定の統一をやめにしてきたということです。市は「母子家庭の料金を無料にするのは、NPOの自助努力でどうぞ」との考えのようですが、キチキチの状態で運営しているNPOに対していかがなものでしょう。

■ 放課後子ども教室を利用していた「生活の苦しい家庭への支援」の目的で、今回の母子家庭と生活保護家庭への支援の案が出たとのことですが、

 フルタイムで働く母子家庭の方々が、5時までしか開設されていない「放課後子ども教室」を利用されていたとは思えません。何でこうした判断になったのか・・・よくわからない。この施策は、放課後子ども教室の受け皿的な効果はあるのだろうか?

★少なくとも、今在籍する子どもが児童クラブを移動しなくてすむような配慮はすべきです。

 放課後子ども教室の一方的な廃止の時も言いました。子どもの気持ちや影響のことを考えているのだろうかと。
 また、放課後子ども教室廃止の時も、地域の方々によって支えられて事業が成り立ってきました。児童クラブも、民間NPOや民間保育園など地域の団体が、市に協力し、満員の児童クラブを補う活動をしてきました。こうした点からもどうなんでしょう?これからは「共助」の時代。地域の活動を市は大切にし、育てていく時代です。

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3月26日(水)のつぶやき

今日は一日雨かな。久しぶりに屋内作業に徹します。れんこん村の児童クラブも春休みになり、元気な子どもたちであふれています。ほんとに子どもたちはかわいいの一言です。一方で昨日は、母子からの相談があり、一緒に涙を流し・・・でした。相談にのるということは、腹をくくって関わり続けること。


本日の児童クラブれんこん村のおやつは、たこ焼き。子供たちだけで頑張ってます。 pic.twitter.com/RIlSMmqoOM


あすの朝、駅で配る議会便り、只今完成!相変わらずの自転車操業です(^_^)v 同じ駅に同じ議会便りは絶対持って行きません。ですから、毎回受け取ってね。


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