その報道の後に、必ず
ひとりで悩まず相談して!と、
相談先が案内される。
いつもそう。
でもね。
そんなの形だけの案内。
報道見て、後追い自殺する人が出ると、
報道した側にも責任求められると困るから、
後追い自殺防止の責任回避のために、
相談先をおしらせしているんでしょ?
そうとしか、私には思えない。
だって私、脳脊髄液減少症になって、
とにかくいろいろつらくてつらくて、
必死で周囲に助けを求めた。
地元の医師も、社会福祉士も社会福祉協議会も、保健師さんも、弁護士さんも、家族も兄弟も、血縁者も、何人もの人にSOSを送っても、結局誰も真剣に相談にのってくれなかった。
誰も。
八方塞がり、自分の力や判断力ではどうにもならない。
どうしょうもない孤独感。
リアルで対面で、専門家に助けてほしいと相談してもまともに助けてもらえないのに、
突然赤の他人に電話相談やネット相談なんてしたって
気休めにしかならないのはすでに気づいてた。
それでも、電話してみたけど、たまたまたながった、その場限りのどこの誰かわからない相談員、カウンセリングの研修も受けていないような、
傾聴の姿勢もわかっていないようなどこかの誰かに、自分のプライバシーをさらけだして相談しても救われないと気づいてしまった。
その時の失望感とむなしさに、さらに落ち込み、
仕事として、相談にのる側の人の大変さも想像してしまい、
電話しなきゃ良かったと何度も思った。
だからね、自殺しそうなほど悩んでいる人たちに、私は安易に電話やネットでの相談はオススメしない。
だってかえって失望するし、よけい落ち込むから。
自分を救い出す答えは、自分の中にしかないのだから。
まずは、自分をいたわり、ゆっくり休んで、食べたいもの食べて、よく寝て、したいことして、自分の心と体を癒してほしい。
そうして、少し気力が出たら、
近しい人に思いを相手の様子をみて吐き出したり、
誰に読まれるでもない日記やブログに一方的に思いを書き出してみてほしい。
そうこうしているうちに、
自分がどうしたいのか?がわかってくるから。
それがわかったら、前進するのみ。
自分がしたい方向へ、やりたい方向へ、ゆっくりとでいいから必死で、もがいてでも、這いつくばってでも、
進んでいく事をオススメします。
それが、本当の意味で、自分を救う事につながってきたから。
私はそうして、自分の症状の原因が、髄液漏れだと診断できる医師を探し出しました。
自分を助けてくれる人を見つけるのも、自分なんです。
自分を助けてくれる能力がない人たちにいくら相談したってダメなんです。
自分を助けてくれる人を探しだして、自分の苦しみの解決策に気づくのも、実は自分なんです。
他人じゃないの。