脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

脳脊髄液漏出症は若年者に多い?

2024年12月22日 | マインドコントロール
それは違うよ、先生!

若年者と、若年者の家族が、自分の症状が脳脊髄液漏出症だと、インターネットなどを使って、脳脊髄液漏出症の知識ある医師にたどりつきやすいだけ。

高齢者と高齢者の家族は、脳脊髄液漏出症の情報にたどりつきにくく、
高齢者を診ている医師のほとんどに、脳脊髄液漏出症の知識がないから、
その医師が、脳脊髄液漏出症かも?と気づく事もなく、脳脊髄液漏出症治療をしている医師に患者を紹介しないだけ。

結果、どうなるか?
脳脊髄液漏出症の治療をしている医師の目の前に集まってくるのは、若年患者と、
その家族。
だって学校にも行かず、働けずの若年者がいたら、その家族は必死になって、その若年者の症状の原因を探して、医師を探し当てるから。

高齢者の家族が、同じ事事するわけない。
高齢者自身も、インターネットで自分の症状が脳脊髄液漏出症だと気づける可能性も医師を探し出す可能性も、若年者より難しい。


高齢者の娘、息子がそんな事すると思う?
髄液漏れの症状で寝たきりの親、さまざまな不定愁訴を訴える親がいても、
高齢者というだけで、
学校にも仕事にも行かなくていい年代の人がそうなっているわけだから、

若年者の親のように、必死になって家族の症状の原因や治療医を探す?

探さないでしょ。
だって、娘や息子は、子育てや仕事で忙しい盛りだもの。

学校も仕事もない親なんか、一日中寝てあればいいじゃない、どうせ年のせいでしょ?と思うのが普通。

結果、高齢者自身は脳脊髄液漏出だと気づかないし、家族も高齢者の症状の原因を必死に調べない。よって脳脊髄液漏出症治療医師にたどりつけない。

従って、脳脊髄液漏出症の治療医師の目の前に現れる患者は、若い患者とその家族が多いってカラクリ。

つまりは、年齢による脳脊髄液漏出症の情報格差が生む、
医師へのたどりつきにくさ、やすさの差を考慮しないで、
脳脊髄液漏出症治療の医師の目の前に現れる患者の年代を多い少ないって言うのは意味がないって事。

なんでその事に気づけないのか?

なぜ、そのカラクリに気づけないの?

高齢者の脳脊髄液漏出症患者は、いないわけでも少ないわけでもなく、

高齢患者本人が脳脊髄液漏出症の情報を得る手段がないし、インターネットを駆使して得られる人が少ないし、支援する家族も少ないだろうし、
高齢者のかかりつけ医師が脳脊髄液漏出症を知らないから気づかないし、検査地理できる医師に紹介しない。

だから、脳脊髄液漏出症の治療医師の前には、高齢患者が少ないって事に、

どうして気づけないんだろう?

これは、脳脊髄液漏出症にはほとんど頭痛がある!って思い込んでる脳外科医と同じ。
脳外科には頭痛とか、脳外科的症状があるから、本人も受診するし、紹介もされるんですよ。
頭痛のない脳脊髄液漏出症患者は、脳外科以外の精神科とか、心療内科とか、目がぼやけて眼科とか、めまいがして耳鼻科とかに集まっているんですよ。

脳外科医が、脳脊髄液漏出症患者にはほとんど頭痛がある!って思う背景には、

そもそも、
頭痛があるような、脳外科的症状がある患者が選択されて、脳外科に集まってきているってカラクリに気づかなきゃならないのに、気づかない。

困ったものだ。

脳脊髄液漏出症は、目の前に現れた患者だえを見ていても全体像はつかめない。

今現在では、一部の脳外科医師が主に診断治療にあたっているけど、
その脳外科医師にたどりつく患者が、
そもそもたどり着く前に、ふるいにかけられている事に、医師は気づいてほしい。

目の前に現れた患者だけを見るのではなく、その周辺にどんな患者が潜んでいるかもまで想像してほしい。

それができたら、
脳脊髄液漏出症患者は若年者が多いとか、
脳脊髄液漏出症患者のほとんどに起立性頭痛がある!なんて思わないはず。
それは目の前の患者だけから判断している脳外科医の勝手な思い込み。
脳脊髄液漏出症患者の全員が、脳外科に現れるとは限らないのを見落としてる。

それはあくまで、その医師が実際に見た事実かもしれないけど
「おそらく、高齢患者も多いはず、たどりつけてないだけのはず、おそらく、頭痛以外のさまざまな症状の患者は、他の診療科に行っているはず」との言葉が出てくるはず。

その言葉が脳脊髄液漏出症の治療の脳外科医師から一切出てこないって事は

「木を見て、森を見ず」になってしまっている可能性は高いと思う。

脳脊髄液漏出症の治療医こそ、
脳外科の脳脊髄液漏出症外来に、
なぜ、若年者とその家族ばかりが集まってくるか?
なぜ、受診してくる患者のほとんどに頭痛の症状があるのか?のカラクリに気づいてもらわないと、困りますよ!

真実は、年代に関係なく、脳脊髄液漏出症患者はいるはず!
頭痛のない髄液漏れ患者もいて、
内科的症状や精神的症状が主の患者は、内科や精神科に行くなど、他の診療科に行ってしまっていて、なかなか脳外科の、しかも、脳脊髄液漏出症外来にには現れないはず!

って事に、早く、脳脊髄液漏出症治療に関わる医師には気づいてほしい!

これは、昔の患者からの遺言です!

昔にも、交通事故はあり、髄液漏れ患者はいたのです!
その人たちが、今も不定愁訴と言われつつ生きていれば

患者は若年者だけではありません!

最近、高齢者の家で火事が多く、全焼して死亡する痛ましいニュースを頻繁に聞きます。

その時、私は思うのです。
その方、もしかして、過去の私のように髄液漏れによって、直前記憶が消えてしまい、火を消し忘れたのかも?と。

認知症でなくても、髄液漏れてると、火を消し忘れます!

体験者が言うので間違いないです。

脳脊髄液漏出症は若年者だけに多いわけではなく、
他の年代では見逃されているだけだと強く思います。

脳脊髄液漏出症についての治療経験を発信しているのがほとんど脳外科医、その段階で、脳外科医目線のみのフィルターがかかっている事に気づいてほしい。

今のままだと、「脳脊髄液漏出症🟰若年者に多い、頭痛あり」という一部の脳外科医師の発する、
マインドコントロールに

世間が染まりそうで、ますます、高齢者には髄液漏れはほとんど起こらない、頭痛のない患者なんてほとんどいない、というイメージが世間に広がりそうで、
ますます、「若年者、頭痛あり」以外の患者たちが、あいてにされなくなりそうで非常に危惧しています。




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