現在住んでる家の、造成される前の 山の名が
(帽子冠・ぼうしかむり)であったことは、すでに述べた。
その帽子冠の東にある山が(立田山)。
幼い子供と<クヌギ>の苗を持ち帰った時に、
訪れた以来かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/65/ac88c7edfcc3d823a2f325a662be3730.jpg)
ふもとから石段を、ゆっくり上がると 中腹に公園がある。
この公園からは市内が一望できる。
その眺望を、一組の老夫婦が眺めていた。
見ると、妻は車椅子に座り、夫はその傍らに寄り添うようにし、
二人とも風景に見入っている。
そばを通る時、会釈すると「こんにちは」、と
やわらかな声が微笑とともに返ってきた。
(介護もたいへんなのだろう・・)
などと顔に出ていたのでは と狼狽気味になる。
公園の中ほどに来ると、幼い子を連れた母親が
小さな敷物を延べて弁当をひらいている、
微笑ましい姿があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/11/f35895a2d24774e6b4ca1bfb598784c4.jpg)
この公園は 桜の名所で知られているが、
脇にある もみじの古木も趣があり、存在感がある。
光が透きぬける葉は、まだ みずみずしく
生命力に溢れている。
これから晩秋を迎えるが、その時期にまた、見に来よう。
気温は夏日だが、
見上げた空には筆で掃いたような雲がある。
阿蘇を旅行している母に電話すると、
大観峰のススキが美しいといっていた。
写真&文 ジロー
(帽子冠・ぼうしかむり)であったことは、すでに述べた。
その帽子冠の東にある山が(立田山)。
幼い子供と<クヌギ>の苗を持ち帰った時に、
訪れた以来かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/65/ac88c7edfcc3d823a2f325a662be3730.jpg)
ふもとから石段を、ゆっくり上がると 中腹に公園がある。
この公園からは市内が一望できる。
その眺望を、一組の老夫婦が眺めていた。
見ると、妻は車椅子に座り、夫はその傍らに寄り添うようにし、
二人とも風景に見入っている。
そばを通る時、会釈すると「こんにちは」、と
やわらかな声が微笑とともに返ってきた。
(介護もたいへんなのだろう・・)
などと顔に出ていたのでは と狼狽気味になる。
公園の中ほどに来ると、幼い子を連れた母親が
小さな敷物を延べて弁当をひらいている、
微笑ましい姿があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/11/f35895a2d24774e6b4ca1bfb598784c4.jpg)
この公園は 桜の名所で知られているが、
脇にある もみじの古木も趣があり、存在感がある。
光が透きぬける葉は、まだ みずみずしく
生命力に溢れている。
これから晩秋を迎えるが、その時期にまた、見に来よう。
気温は夏日だが、
見上げた空には筆で掃いたような雲がある。
阿蘇を旅行している母に電話すると、
大観峰のススキが美しいといっていた。
写真&文 ジロー