打越通信

日記ふういろいろ

帰熊

2013-07-08 22:42:56 | 日記ふう
ふと目が覚めて時計を見ると午前0時の少し前だった。
あっと思いケータイの着信履歴を見ると、妻からの着信履歴で一杯だった。
妻に電話し2回目のコールでやっと出た。
しばらく待っているとチャイムが鳴った。
解除のボタンを押して解除した。
しばらく経って部屋のチャイムが鳴ったのでドアのロックをはずした。
不機嫌そうな顔つきで妻が入って来た。
なにしろ渡された鍵は1本しかないのでこのような事になってしまう。
その夜は妻に謝り続けて就寝した。
翌朝は8時過ぎに起きてコンビニに新聞を買いに行った。
その間に妻が朝食を用意してくれた。
朝食を食っていると従妹からケータイに電話があった。
「ケンちゃん、驚かないで聞いてよ」
で始まった。
母(私にとっては伯母)が今しがた亡くなったという訃報だった。
マンションの契約は午後3時までだが、切符は2時台の新幹線を買っていた。





それからあわててダンボールに送る荷物を詰め込んで、部屋の掃除をした。
今日は雨は降っていなかった。
マンションを後にして近くのコンビニでダンボールを宅急便に預けた。
駅までは歩いてそんなにないが荷物も重いし、鍵を返しに行く所は駅の反対側なのだ。
タクシーを捕まえ鍵を返して駅に向かった。
時計を見ると11時を少しまわった時間だった。
変更をすると直近のつばめは11時44分だった。
40分ばかり時間がある。



改札を抜けコンコースにあるカフェに入り軽い食事を摂った。
いつもはこの横を通勤で通っている所だ。





新幹線に乗り込み私はパソコンを取り出して写真の編集を、妻は窓から夏雲のかかった風景を見ている。
熊本駅に着き、在来線で上熊本へ、タクシーで自宅に戻り、そのまま伯母がいる葬儀場に向かった。
葬儀場には従妹夫婦と叔母がいて、従妹夫婦は通夜や告別式の打ち合わせ中だった。
線香をあげて、しばらく叔母と話をしていると、朝から何も食べていないのでお腹が空いているようだった。
従妹夫婦の打ち合わせが終わり、葬儀場をを出て喫茶店風な店に入りコース料理だった。
従妹が言うには明日が通夜で明後日が告別式だそうだ。
私も明日は出社して明後日の休日届けを出すことにした。