あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「すてもる」はやみず陽子 作 鈴木びんこ 絵

2014-03-08 12:32:28 | Weblog
今日は、夕方、新宿で井嶋敦子さんとはやみず陽子さんの出版お祝い会です。
で、やっと、季節風同人であるはやみずさんの「すてもる」を手にして読みました。

…遅くなって本当にごめんなさい…



本の「すてもる」の文字の流れがいいなあ。
開いてみる「すてもる」も。
こういう筆で書いたような文字は落ち着きます。

さて、「すてもる」とはなんでしょう。
…わからないですよね…
興味をそそられるタイトルですが…。
それは読んでからのお楽しみなのですが、動物への愛情が伝わり、小学校4年生の啓太、悠馬、美咲のそれぞれの思いを交錯させながら、動物を慈しみ愛する気持ち、行動がよく書けているなあと思います。2歳のサチの存在もいい具合にこの本のアクセントになっているのかもしれません。

動物を飼うときは覚悟が入ります。責任です。かわいいからだけではすみません。

私のふるさと、指宿の家には犬とネコがいました。犬は妹が寒い冬に拾ってきました。
私はネコが大好き。
本当にネコが心の友でした。
何匹か飼っていましたが、高校時代の黄土色のチョコとさようならしたときの悲しかったこと。どんなに泣いたことでしょう。涙が溢れ、二度と飼うまいと決めたのです。
でも、やはり飼うのです。今度はシロクロ。まさしく白と黒の模様のネコでした。
でも、自分の死期を悟ったのか、コタツの中から出て行こうとしました。
こう書きながらまた涙が出てきます…思い出します。

だから、動物はもう飼いたくなかった…
なのに、なのに、次女がロサンゼルスでKIDを飼っていた。
そして、連れて帰ってきた。

もう今はだめです。
KIDがかわいくてかわいくて仕方ありません。
シロクロ模様のKID…私のかわいがっていたネコのシロクロと同じ模様というのはどういうご縁なのでしょうか。

動物は責任を持って飼いましょう。
そう思います。
新聞紙の中のもるちゃん、かわいいなあ。

「すてもる」

ぜひ、子どもたちに読んでもらいたい本です。

はやみずさん、おめでとう!!

そして、井嶋さんの紙芝居をあらてめてアップします。


紙芝居、Tちゃんがとてもよ~くみましたよ。何度もね。

井嶋さん、あらためておめでとう!!

コメント (4)
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