あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

誰がよんだ?~短歌集「辛夷」3月号から~

2014-03-12 19:37:23 | Weblog
短歌集「辛夷」が届く。
1月に出したものです。
10首出して7首が載ります。

添削は元帯広図書館長吉田真弓さんです。
吉田さんの手にかかると「うわぁ~」と感動です。
身が引き締まります。
いや、歌が生きる…かな(いったい前はどうなんだい←かげの声)

恥ずかしながら…恥も外聞もなく記します。
  
  
「孫の発表会」

青空に北国の風心地よく孫の演技に頬ゆるみたり
三歳の初舞台なる発表会手があかくなる たたきすぎてか
「なんだこりゃ」孫の口まねまねてみる「なんだこりゃ~」とひとり笑いて
金柑を口に含んで種飛ばし庭に落ちしは未来に生きる
菊の花支えるひものカラフルさどっちがきれいと言っているような
寒椿狭き庭にも咲き誇り冬の来たるを知る我ひとり

新年の飲み会に出て楽しけり見渡せば皆我より歳下


そして、12月に出したものから1首抜粋されたものです。

初雪のたより届けば北国の孫を思いてひとりほほえむ

職場の近くに「辛夷」の木があり、その木についてはブログにもよく書きました。
この前、白い花がところどころにチラッチラッと、かわいい姿を見せてくれていました。
また、増えているかもしれません。


そのいとおしい辛夷の花…歌集「辛夷」は全く偶然ですが、ご縁があったのでしょうね。
私を「辛夷」が呼んだのでしょうか。
それとも私が「辛夷」を呼んだのでしょうか。

呼んだ?…詠んだ…読んだ…う~ん、おもしろいなあ(ひとり悦に入っています)

花の季節は心が晴れやかになりますネ
コメント
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