清野さんの詩ってなんて素晴らしいんだろう!
読後の真っ先の感想です。
清野倭文子(せいのしずこ)さんの「ちいさな秘密」(水科舞 絵 銀の鈴社)を読みました。味わいました。
もう付箋がいっぱいです。
その中から感想を少し。
最初の「797 797」でやられました。「なくな」ってポケットの中に書くなんて・・それもいっぱいになって・・・ああ、いじらしい。がんばれ。
「オバケの性質」で笑いました。だって、自分を見て怖がるなんてね。
「転校生」で、優しさに触れました。思っている友達もいるよ。
「夢電車」ああ、夢って覚めてほしくない。もう一度みたいけどみられない・・ですよね。残念。
「今年こそ」年末の今、身に沁みます。「来年こそ」そうです。「来年こそ」です。
「春の道」そうよね。おかあさん、ちょっと待って。感受性が豊かだなあ。
「子どものころ」ぞうさん、きりんさん、鳥・・だれもが思う懐かしの風景。愉快だなあ。
「かあさんとふとん」清野さんの優しさはお母さん譲りなのですね。素敵な寛大なお母さん。温かい気持ちになりました。ラストの3行、素敵。
「声」長野県は上田市の無言館のこと、私も何べんか行ったけど、「描きたい、愛したい、生きたい」が胸に響く。ああ、二度と戦争はするな! 多くの一介の若者の夢をどうしてくれる?
「ばんざい」涙が止まらない。同じばんざいでも50年以上の前のばんざーい、軍服姿の息子・・それっきり帰ってこなかった・・ああ、戦争は絶対にダメだ。
34編の詩・・どれもこれも素晴らしい。心に響いてくる。
この前の「生きるまほう」もよかった。心に染みた。今年の児童ペンの詩集賞を受賞です。
「よこはまどうわ」での大先輩、彼女の作品が大好きで、彼女のような作品を書きたいと思っていたし、彼女に褒められたことが嬉しくて書くことを続けたというのも過言ではない。
先日送ってくださった10月1日号の「ももたろう」
2歳の子ども対象の「ふたりぼっち」も優しい作品だった。
同じくそこに載っていた北川佳奈さんの「青葉ちゃん」は鹿児島が舞台で「そうだ、そうだ」と思いながら楽しく読んだ。
詩集っていいな。
本もいいな。
清野さん、素敵な詩集をありがとうございますと深々と頭を下げます。
皆さま、ぜひ、手にお取りください。
必ず、元気をもらえます。と
すぐに、さぁ~と読めるし、短い文で元気、活力をもらえるって最高ですね
今日の私のできごとを少し。
今日は娘とSちゃんが美容室。
私は付き添い。大人気の美容室は忙しそう。
それでも、店長さんが優しくカット。
Sちゃん、静かにできて、きれいにカットできました。
そこで、思いがけず、以前の宿舎のI南さんとお会いして懐かしい。
お元気そうで何より。何年ぶりだろうか。
子どもたちが仲良く遊び、お母さんたちもみんなで宿舎の子どもたちを見ていた。
それから、Sちゃんとまた青葉台の銀杏並木を見に行く。
「いちょうの黄色い葉っぱがいっぱい」
「じゅうたんみたいね」
それからカフェのMへ。
夫が「Sちゃんは、君と対等に話すね」と。
ほんとにそう。
2歳8か月のSちゃん、頼もしい。
Nちゃんはくしをあげたら髪にあててといている感じ。
すごいな。
おやすみなさい