ようやく読み終えた。
読後感がさわやかな感じで良かった。
澪がつる家を去る日が近づいた。
そんな折ごりょんさん(一柳の料亭の女将さん)がつる家へ顔を出す。
澪は一柳へ行く話は断ったのだ
「食は、人の天なり」という言葉が澪にとってのすべてだった。
食べる人の心と体を健やかに保ち続ける料理を作っていきたいという
澪の真からの願いはそこにあった。
つる家から出て一人暮らしをして鼈甲珠や菜などで商いを始め、
夜はつる家を手伝うことになった。
「葛尽くし」で友の美緒を励ました。
本来は旭太夫に食べさせたい一心で葛を調理していた。
旭太夫の身請け金は四千両・・・
途方もない金額に鼈甲珠だけではどうしようもない。
鼈甲珠を作った後の床を無駄にしないように、粕漬けの持ち帰りという
商いも始めた。
下級武士相手に一月ばかり弁当を作ることになった澪。
鮪の柵に味付けをして塩せんべいを煎って衣にして油で揚げる。
これを弁当に入れたら・・・
(竹皮の堤の中には麦飯が三つ、青菜の切り漬け、と鮪の揚げ物)
自然薯を使った料理は政吉の女房お臼が提案。
「常夜蒸し」と言っていたが、常連客が「親父なかせ」と言って名物になった。
(夜にしか出さなかったしれもの)
「酪」が出て来たが・・・
源斉先生の説明によると白牛の乳に砂糖を時間をかけて煮詰めて固めた物だそうだ。
プリンは卵が入るし・・・牛乳羹?をもっと固めたもの?
(バターのようなもの・・・実際の所わからないらしい)
何せ滋養にはいいらしいが公方様が召し上がるものだという。
一般にはでまわっていなかったらしい。
白牛の乳を盗んで横流しの話も出て来た。
天満一兆庵の佐兵衛が「酪」を作った?
その首謀者は・・・(ここでは言わない方がいいか・・・
)
(逃げちゃったけどね)
「酪」の売買で直接手を下した登龍楼は取りつぶしに。
つる家にたびたび悪いうわさを投げていた主だ。
腕のいい料理人だったはずが・・・いつのまにか悪人に・・・
澪の思い人だった御膳奉行の小松原こと小野寺数馬が佐兵衛を助けてくれた。
「粟おこし」を作る澪。
四千両のために鼈甲珠の作り方を売る決意の澪。
なかなか煮詰めた蜜がからまない
試行錯誤をしていたころに源斉先生に思いを打ち明けられて・・・
大阪に行くことに。
旭太夫の身請け話も丸くおさまり(周りの人達の好意あってこそなのだが・・・)
二人で大阪へ・・・
澪も源斉と所帯を持つ。
突っ込んだ所はどうか読んで下さい。
最初にも書いたがさわやかな感じで終了した。
最後の番付表は澪が大阪へ行って、名をあげた後の番付表?
「病知らず」とはいいネーミング
大阪の井川屋って・・・えっ?
寒天問屋の井川屋? 小料理屋もやってたの?
(寒天料理はいろいろあるけど・・・)
話は「銀二貫」の中の井川屋さんじゃないの?
井川屋って元々あったってこと?
「銀二貫」ってフィクションだよね~
井川屋自体はあったけど、その他がフィクション?
いろいろ関連づけて読めるのは嬉しい限り。
これくらいの時代小説をまた捜してみようかな~。
お勧めの時代小説があったら教えて下さい。
読後感がさわやかな感じで良かった。
澪がつる家を去る日が近づいた。
そんな折ごりょんさん(一柳の料亭の女将さん)がつる家へ顔を出す。
澪は一柳へ行く話は断ったのだ

「食は、人の天なり」という言葉が澪にとってのすべてだった。
食べる人の心と体を健やかに保ち続ける料理を作っていきたいという
澪の真からの願いはそこにあった。
つる家から出て一人暮らしをして鼈甲珠や菜などで商いを始め、
夜はつる家を手伝うことになった。
「葛尽くし」で友の美緒を励ました。
本来は旭太夫に食べさせたい一心で葛を調理していた。
旭太夫の身請け金は四千両・・・
途方もない金額に鼈甲珠だけではどうしようもない。
鼈甲珠を作った後の床を無駄にしないように、粕漬けの持ち帰りという
商いも始めた。
下級武士相手に一月ばかり弁当を作ることになった澪。
鮪の柵に味付けをして塩せんべいを煎って衣にして油で揚げる。
これを弁当に入れたら・・・
(竹皮の堤の中には麦飯が三つ、青菜の切り漬け、と鮪の揚げ物)
自然薯を使った料理は政吉の女房お臼が提案。
「常夜蒸し」と言っていたが、常連客が「親父なかせ」と言って名物になった。
(夜にしか出さなかったしれもの)
「酪」が出て来たが・・・
源斉先生の説明によると白牛の乳に砂糖を時間をかけて煮詰めて固めた物だそうだ。
プリンは卵が入るし・・・牛乳羹?をもっと固めたもの?
(バターのようなもの・・・実際の所わからないらしい)
何せ滋養にはいいらしいが公方様が召し上がるものだという。
一般にはでまわっていなかったらしい。
白牛の乳を盗んで横流しの話も出て来た。
天満一兆庵の佐兵衛が「酪」を作った?
その首謀者は・・・(ここでは言わない方がいいか・・・

(逃げちゃったけどね)
「酪」の売買で直接手を下した登龍楼は取りつぶしに。
つる家にたびたび悪いうわさを投げていた主だ。
腕のいい料理人だったはずが・・・いつのまにか悪人に・・・
澪の思い人だった御膳奉行の小松原こと小野寺数馬が佐兵衛を助けてくれた。
「粟おこし」を作る澪。
四千両のために鼈甲珠の作り方を売る決意の澪。
なかなか煮詰めた蜜がからまない
試行錯誤をしていたころに源斉先生に思いを打ち明けられて・・・
大阪に行くことに。
旭太夫の身請け話も丸くおさまり(周りの人達の好意あってこそなのだが・・・)
二人で大阪へ・・・
澪も源斉と所帯を持つ。
突っ込んだ所はどうか読んで下さい。
最初にも書いたがさわやかな感じで終了した。
最後の番付表は澪が大阪へ行って、名をあげた後の番付表?
「病知らず」とはいいネーミング

大阪の井川屋って・・・えっ?
寒天問屋の井川屋? 小料理屋もやってたの?
(寒天料理はいろいろあるけど・・・)
話は「銀二貫」の中の井川屋さんじゃないの?
井川屋って元々あったってこと?
「銀二貫」ってフィクションだよね~
井川屋自体はあったけど、その他がフィクション?
いろいろ関連づけて読めるのは嬉しい限り。
これくらいの時代小説をまた捜してみようかな~。
お勧めの時代小説があったら教えて下さい。
