陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「かおばな憑依帖」 三國青葉著

2015-07-10 11:32:37 | Weblog
 けっこう読みではあったが読み終わった。

田沼意行(たぬまもとゆき)の嫡男龍助(後の意次)、
田沼に使える柾木信吾(まさきしんご)。
浅草、浅草寺の境内を散策中に龍助が襲われた。
それを救ったのが桜井右京。

右京は美男子で剣の遣い手でもあった。

そこから話が進んでいくのだ。

田沼に家に呼ばれて右京と、右京の母親茅野が出向く。
(右京は母親に頭が上がらない。)

田沼の屋敷で龍助の姉美也を見てから右京は一目惚れしてしまった。
しかし美也の方も右京が好きになってしまった。

右京は柳生十兵衛の玄孫(やしゃご)にあたるとか。
(なんでそうなる?小説だからなんでも許される?
母親の茅野が柳生家に引き取られて剣も教えられた。
茅野は自分を幽体離脱して右京を守ってきたと話をする。
うわ~っ、昼日中に幽体離脱して右京の動向を見ていたとはこわ~

怨霊騒ぎになり、退治してほしいとのご沙汰まで出て、
京まで行って…(茅野後から同伴)

京から江戸に帰ってきてからの方が怒濤の展開。
あさがおの毒がばらまかれて小石川養生所はもう大変

死人がたくさんでてしまって…美也も危なかったが命は助かった。

最後美也には吉宗の母、浄円院が憑依してしまう。
それを知って驚く右京だが美也の目が見えるようになったのを喜んだ。

婚礼を上げてもそのたびたびに浄円院が出てくるので、
右京はストレスを抱えてしまいそうになる。
しかし美也は浄円院がいないと生き続けられないのだ。
それがなんともせつない。

ドラマか時代劇にでもなりそうな話ではある。
ちょうど私の好きな時代設定だし…

帯には「怨霊によるバイオテロ勃発!
美貌のマザコン剣士、母親の生き霊(幽体離脱した茅野)、怨霊となった
浄円院、隠密 …云々」と書かれていた。

さすがに帯の効果って凄いものだ。
映像で見て見たい作品だな~
  
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歯医者通院

2015-07-10 11:20:02 | Weblog
 先生が受付もやっているのでかなりひっそり。
誰も待っていない歯医者も不気味だが…

しかし一週間に一回の通院はめんどうだ。一遍になんで治療できないかな~
といつも思う。

私は口をあけているのが苦痛なのだ。えぐくなってしまう。
うえっとなる。今奥歯の治療中。けずる音は非常に私にとっては恐怖だ。
ギューン、ギュイーンという音が頭全体に響くし、院内にも響く。

今日は誰もいなかったのでよかったが、誰か患者さんが待っていたら…
そう思うと本当に気分がめげる。
人の治療で削っている音を聞くのもいやだから…
(治療だとわかっていてもあの音はいやだな~

後二回くらいいかないといけないらしい。うんざりだ
 
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