陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

『ミッドナイトスワン」DVD

2021-11-23 22:55:29 | Weblog
<草なぎ剛演じるトランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の
擬似親子的な愛の姿を描いた、「下衆の愛」の内田英治監督オリジナル脚本に
よるドラマ。故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つ、トランスジェンダーの凪沙。ある日、凪沙は養育費目当てで、少女・一果を預かることになる。常に社会の片隅に追いやられてきた凪沙、実の親の
育児放棄によって孤独の中で生きてきた一果。そんな2人にかつてなかった
感情が芽生え始める。草なぎが主人公・凪沙役を、オーディションで抜擢
された新人の服部樹咲が一果役を演じるほか、水川あさみ、真飛聖、
田口トモロヲらが共演。第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、
草なぎも最優秀主演男優賞を受賞した。 映画.comより>

そもそも少女一果は凪沙の姪っこにあたるの?
親子げんかがあったよね。あの場面でそう思ったんだが違うのか?
凪沙の妹が娘を育児放棄して凪沙に当てつけに押しつけたんだと思った。

一時凪沙に面倒見てもらったのに、凪沙にお礼を言うべき所で
けんかになっていた。
高校卒業してバレーも続けれられて、
海外のバレーの学校に入学出来るまで成長したんだから。

高校時代の友人の死も乗り越え、凪沙の死も乗り越えでのバレー
留学ってちょっと出来すぎかな~。(ありがちな内容だけど・・・)

トランスジェンダーの話しを中心にしたかったの?
それとも女子高生の成長を中心にしたかったの?
両方を一緒にしすぎたかな~。

トランスジェンダーから本当の母親になりたかったのもわからなくないが・・・
ちょっと演出しすぎ感もあったかな。
手術がうまくいかなかったので感染症で亡くなった説?
そこは描かれてはいなかった。
トランスジェンダーとしての葛藤部分は感動ものだけど。
ちょっと私としては中途半端な気がした。どっちに感動移入したらいいのか
わからなかったからかな。
新人を起用するとこういう感じになっちゃうんだろうか?

凪沙は自分が死ぬんだということを予期して一果と海へ出むき、
演出の大木に座り、一果に踊ってもらってそれを見届けて死ぬところが、
あまりにも不自然だった。凪沙にもう少しきれいに死んでもらいたかった。
その後の一果の行動も不思議。私は死ぬのかと思ったが、「踊って!」が
最後の言葉だったから?

どこにどう突っ込んだらいいのかわからなくなってしまった。
せっかくの日本アカデミー賞最優秀作品賞なのに。ごめんなさ~い。
コメント
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