昨日までの連休はザリガニウィークとなりました。
ことの発端は、2週間くらい前に、長女が絵日記のようなものを2つ、リビングの壁に貼ったことでした。
一つは、長女が絵を描いて、日記も執筆。タイトルは、「アメリカザリガニをかいたいよ」。「私はアメリカザリガニが大好きです。」だの、「○○先生が、『できればザリガニをかってください』と言ってました。」だの、「ザリガニのいろいろなところをを観察したいです。」だの、書いておりました。
もう一つは、次女に絵を描かせて、日記は長女が執筆。タイトルは、「にほんザリガニをかいたいよ」でした・・・・
これを見て親として意気に感じないわけにはいきません。
連休の中日、15日に、三ツ池公園に娘二人とザリガニ釣りに行きました。たまたまですが、第一、第三日曜日に外来種の駆除活動として、釣りが認められているそうで、ラッキーでした。
たこ糸、棒、ちくわ、するめ、などを買い込んで、ブルーギルなどを釣る人たちに混じってザリガニ釣り開始。釣れないとかわいそうだなと心配していましたが、1時間弱で4匹釣れて、5匹目も釣れそうでしたが、次女が我慢できなくなってきたのでゲーム終了。「すごく面白い」そうで、やっぱり人工的なゲームよりも、こういう本当のゲームの方がわくわくしますな。
バス、電車と乗りついで、いろんな乗客に不思議そうに容器の中を見られながら、長女は元気なザリガニ2匹を持って帰りました。途中で、金魚用の水槽も購入して、帰宅後、ザリガニの入った簡易水槽(ちょっと長めの土管も)が出来上がり、娘も大満足しておりました。ザリガニ採取の日記も執筆していました。
ところが翌朝。3連休の最終日、惰眠をむさぼっていたところ、長女らに叩き起こされました。「ザリガニがいなくなっている!」
なんと、ザリガニ2匹とも、水槽から脱走していました。朝の7:30。
結局、2匹とも発見するには4時間くらいかかりました。1匹はリビングの隣の部屋の和室の隅の物陰に。もう1匹は、リビングから遠く離れた子供部屋のクローゼットの中に。2匹目を発見したとき、奥さんの「キャー」という声が聞こえました。
和室にあった洗濯物はすべて洗濯しなおし、床もぞうきんで拭いたり、と大変でしたが、無事に2匹とも発見されました。午後、長女は奥さんと、しっかりした水槽セットを購入して、本格的なザリガニの水槽も出来上がりました。
実は以前に、小さなカメを飼ったとき、カメも水槽から脱走したことがありました。とても脱走できるとは想像できない構造になっていたのですが、カメもザリガニも油断なりません。
今回のザリガニ騒動は、家族の中では一生の語り草になろうかと思います。私自身、ザリガニを釣ったのは約30年ぶりかと思われます。30年か。