30.08.13 に せ ダ イ ヤ NO.1984
昔縁あって一緒に仕事したYさんというひとがいました。 ご自身は無私・無欲・人格
高潔で、人を補佐する才能に長けていました。
ところが乞われて代表となって設立した会社は、たった6ケ月で破たんしてしまいました。
人は、トップに立つ器の人と補佐においてこそ能力を発揮できる人がいることを如実に知
りました。
Yさんはかつて、徒手空拳の若い男を補佐して、流通業界で知られるほどの企業に成長さ
せた人でした。 その若い男の話が面白い。
彼女にプロポーズした時に差し出したのは豪華な?「ニセダイヤ」だった。
でも10年ほどして彼が成功した時に、そのニセダイヤをそっと本物にすり変えておいた
という美談です。 「結果よければすべて良し」という考えです。
でも私はこの話には同意できません。
はったりや・駆け引きで栄えても、それはいわゆる「砂上の楼閣」だろうと考えます。
常にそんなにうまいこと行くわけがありません。