小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

48歳の抵抗

2018-08-04 19:05:13 | 日記

   30.08.05  48歳の抵抗    NO.1976

 確か昭和の30年代後半だったと思いますが、石川達三

の作品で「48歳の抵抗」という本がベストセラーになり

ました。  当時の男性の定年は55歳。  

50歳を前にして男48歳で俺の人生このままの良いのだ

ろうかと過去を振り返り何らかの行動を起こす。

ある意味能動的でチャンスでもありますが、おおむね安定

した生活を捨てる危険な年代という意味でも注目される作

品でした。  ところで、今48歳の女性が危ない。

子育ても終わり、時間的な余裕ができてパートに出るなど

して、経済的にも余裕が出てくる年代です。  個人差は

あってもおおむね近〃生殖機能も減退することは生理的に

解っている「わたしの女の人生このままで良いのだろうか

?」という感情が湧きあがる。

スナックやカラオケ・ゴルフなどに行くと、かっこいいよ

その男性が甘く囁く。  グラッと心が蠢くそういう年代

です。 わが町が特別そうだったわけではないのでしょう

が、多くの女性が道ならぬ道に迷いこんで、夫も家族も捨

てて第二の人生を選んで出奔しました。

まるで芸能人の様な気軽さで、蝶のように飛んでゆきまし

た。

48歳が、いまではも少し上がっているのかも知れません

が危ない年頃です。

コメント
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