30.08.26 新 聞 NO.1997
「人民の人民による人民のための政府」といったリンカーンは、また
「新聞のない政府より、政府のない新聞の方がマシ」といったともいわ
れています。 そのアメリカの現大統領のトランプは、自分の都合の
悪い新聞記事はすべてフェイク(嘘)だと吠えまくっている。
一方、新聞はそういう態度は許せないと言って、全米新聞のうち400社
が一斉に非難声明を出しています。
アメリカってかなりいい加減な国だと思っていましたが、新聞が顕在なの
は国民の精神が健康な証拠でしょう。
一方、日本の新聞は権力の顔色ばかり見て、国民の目線に立っていない。
でたらめとは言わないが必要な報道が少なく、立川談志をして「新聞にウ
ソがないのは日付だけ」と言わしめている。
テレビに至っては、目を覆いたくなるようなものばかり。
タレントやコメンターターが、うまいうまいと言ってものを食うシーン・
ちっとも面白くもないのに出演者がげらげら笑い転げるバライエテイー、
馬ずらハギ・2代目馬鹿タレント・サングラスのおっさん・スキャンダ
ルの女王・馬鹿食いのタレント・グロテスクなオカマなどなど、ロク
なものが出ない。
大宅壮一は、こういうテレビの普及を憂いて「一億総白痴化」を予言した。
テレビは見ないからいいけれど、新聞よ「もうちょっとしっかりせよ!」