30.11.11 輪 島 NO.2070
黄金の左腕と言われた大相撲の横綱だった「輪島」が亡くなりまし
たね。 一種独特な人でした。 彼が出てきて「我」を通さなかっ
たら、今でも相撲界では牛肉や豚肉を食べなかったかもしれません。
四足は地面に手を着く(相撲では負けを意味する)から、縁起が悪い
といって鶏と魚中心のちゃんこでした。
輪島は周囲の非難にも関わらず、牛ステーキを好んで食べ「勝ちゃい
いんでしょう」とうそぶいていました。
輪島が4つ足を食べても負けないばかりか、抜群の強さを発揮したと
ころから、角界のほかの部屋でも牛肉・豚肉を食べるようになったの
です。 でも、栄養が行きすぎてそれ以降体重の重量化が進み、
平均体重がどんどん上がるとともに、肥え過ぎのためにけがで悩む人
も多くなって来ました。
牛・豚もいいけれどもっと魚を重視すべきなのかもしれません。
*2014.05.17 NO.2014「輪島」もご一緒にお読みください。