スーパーマーケットに行きますと、どうしても値引き表示のある
安いものを買ってしまいますが、昔から「安もの買いのゼニ失い」
と言います。 安いものは賞味期限が来ていたり、耐久消費材など
ではすぐに壊れたり、ロクなことがありません。 だから、安もの
を買えば結果としてゼニ(お金)をうしないことになるということ
でしょう。
戦後のある時期、ショウジョウ寺のタヌキ囃子のこんな替え唄があ
りました。 米兵 カムカム ラブリーガール ハウドウユー
アンド ハウマッチユー& ウオンチュ ハブサムベイッビー ワン
ツー & スリーフォー ファイブ レッツゴーストリート オンザ
ハッピーべッド スイート ラララララ
グッバイ ラブリーガー ソーロング アンチルアゲイン・・・
これに対して日本の娼婦たちはこう歌いました。
・・・ナンダイ アメ公の奴め 捨てやがった バツダイ モウスグ お
鼻が ポロンポロンポロンノポロン・・・と落ちてなくなる。
(つまり、強力な梅毒を移してやった・・・という意味。)
当時流行していた梅毒はほとんど完治ができなかった。 梅毒キャリアの
娼婦たちが香水をぶっかけて厚化粧して、街角に立っていました。
花柳界ではこういう娼婦を買うことを「安もの買いの鼻落とし」と言って
ました。