小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

かきつばた

2022-06-08 13:49:07 | 日記

      R 04.05.08   かきつばた   NO.3569

杜若(かきつばた)アヤメに似た葉の大型多年草。

アヤメ 花菖蒲に似た、小型の花弁の花を咲かせる。

菖蒲 黄色で水辺に棲息する多年草。

いずれがアヤメか杜若というように、私達にはこの3種のみ見分けがつかな

い。  でも、和歌の題になるのは杜若が多い。

か からころも(唐衣)  唐衣は紙が原料の着物

き 着つつ慣れにし    それを着馴れて

つ 褄しあれば      褄(着物の端)のほころびが目立って来ている 

             のを見れば

は はるばる 来ぬる   はるばると来た 

た 旅をしぞ 思う    長い旅路であったものだとしみじみ思う。

(藤原 業平)

薩摩から蝦夷へ行くのに、命がけで2年ほどかかった時代の歌。

さて、我が高槻にも立派な菖蒲園があったが、人手不足のため

とやら、廃園になってしまった。 残念でならない。

コメント
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