小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

奨学金

2022-06-26 22:06:27 | 日記

        R 04.06.28    奨  学  金   NO.3589

 恥ずかしながら、貧乏な母子家庭育ちだったので、4人兄弟の内3人は夜間

学生でした。   当時の奨学金は、成績が良いのに家庭の事情で、学費が

払えない人に対して「返済不要」の金銭が支給されたものでしたが、成績は

そんなに良くはないために、貧困という条件は満たしましたが、奨学金を受

けることができませんでした。

でも、昼に働いて夜に学校へ行く「夜学」があったので夜学に通うことがで

きました。  仕事だって給料は安く・きつい仕事でしたが、定時に終わっ

て通学することできる仕事もありました。  ところが今や、夜学がほとん

どなくなるとともに、定時に帰れる仕事なんてほとんどありません。

今の仕事は、疲労困憊して勉学にいそしむことができるようなものはありま

せん。

奨学金だって、今じゃ支給されるものはなくて、利息を払って「借りる」も

のになっています。  ・・・続く

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ハルウララ

2022-06-26 09:00:27 | 日記

        R 04.06.27    ハルウララ   NO.3588

 大相撲序の口に「勝南海」という力士がいた。104連敗して、史上最弱の力

士と言われたが相撲を続けていた。   エライ!

かつて一度も勝ったことがない競馬馬がいた。105連敗した「ハルウララ」

だ。それでも人気があったという。 生存競争にほとんど一敗地にまみえた

サラリーマンの心情が共感を呼んだのでしょう。

私の柔道の得意技で、抑え込まれほとんど完敗の下敷きにされた状態で、手

と足を使って相手の首を締め上げて逆転勝利するわざがあった。

今は柔道どころか、歩くのが精いっぱいですが、何事も負け続けて人気があ

るというのは解せない。   必ずしも勝つことだけに価値があるとは思わ

ないが、負けることに価値があるとも思えない。

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