R 04,10,08 親方日の丸 NO.3671
「親方日の丸」という言葉があった。 国鉄・電電公社・専売公社・郵便・紙幣印
刷・造幣・国有林・アルコール専売で、これらの経営主体はすべて日本国であった。
だからいくら金を使っても、採算を度外視して赤字経営になっても、痛痒を感じない
ということであった。
そんなことはではイケナイと中曽根氏が総大臣のころから「臨調」というのを作っ
て、これらの民営化を進めた。現時点で広い意味での民営化がされてないのは、林野
だけである。
垂れ流しの赤字体質は改善されたのであろうが、鉄道では地方の赤字路線は切り捨て
られて、国民の足が不自由になり・過疎化が一層進み限界集落が増えているし、郵便
局が減って、地方の高齢者な簡易保険や・預金の出し入れに不便をきたし、非常勤御
職員(ユウメイト)が増えて労働条件が厳しくなり、年賀はがきの販売ノルなど苦し
んでいる。
今回のコロナな騒ぎでも言えるが、なんでも民営化すればいいってもんじゃない。