小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

くろさぎ1

2014-01-12 09:11:25 | 日記
      ク ロ サ ギ 1          NO.289 
 宅地開発予定地4区画を4000万円で買受ける契約をしました。
完全な宅地に造成するには半年かかるので、手付金は5%の200万円でOKという契約でした。
手付金の200万円を払って半年が過ぎても物件の引き渡しが受けられない。  通常は契約不履行の場合は手付金の倍返しか、または損害賠償を支払う義務が生じますが、相手方は「そんな金はない!」と居直るのです。
そして、調査したところ私が買い受けたハズの区画は他の第三者の名義になっていました。  つまり、同じ物件を2重に売買していたことになります。  当然、引き渡しの義務がある私に対して物件を引渡すことができなくなる。
こんなことは、社会常識からいえば当然「さぎ」ですから、私は警察署に「告訴状」を提出しましたが、警察では「そんなもん民事や!」と言うことで、告訴状も被害届も受理しません。
売主は「金がないから違約金も払えない!」 「取れるものなら取ってみよ!」
と居直るだけ。 そんなバカげたことが罷り通るなんて許せません。
この業者を相手取って、あらゆる法的手段を講じて3年間かかりかましたが、この被害はきっちりと形を付ました。
神経をすり減らし・お金を遣って・時間をかけて、こういうのを「骨折り損のくたびれ儲け」というのでしょうね。
取引は「相手をえらべ!」というのが鉄則です。 痛い教訓でした。
*この闘争記録は、拙著「私はこうやって 悪徳不動産業者をやっつけた」
 初刊01年  文芸社 発行   ¥1,050-
 にまとめました。

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