小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

サギ

2014-01-11 09:16:33 | 日記
        サ     ギ           NO.288
 著者「黒丸」・発行社小学館のマンガコミック「クロサギ・新クロサギ」によると、サギには素人を騙す「シロサギ」、結婚サギの「あかサギ」、そして玄人(プロ)を騙す「クロサギ」の3種類があるという。
マンガコミックとバカに出来ないかなり高度な内容になっています。
さて、私は昭和51年に不動産業を始めた不動産のプロと自認していますが、そのプロが迂闊にも何回もこの種のサギに掛っています。
ご参考になれなればと思い恥じをしのんで紹介します。
自分のポケットの財布には1万円札が2~3枚も入っていれば、お金を持っているという感じがしますが、商売上で動く金銭は1千万円なんてのは少ない方で3~5千万、時に「億」単位の金銭が動きます。
でも、そういうお金は「お金」という感覚はなくて「単なる商品」でしかありません。
個人的に消費する物を買う時には3万円もするものならば、慎重に考えますが、不動産売買というビジネスでは数百万程度のものは、わずかな金銭という感覚になっています。
そういう感覚が「クロサギ」の標的になるのです。
売買する対象の三千万円の物件の手付金はその1割の300万円。
不動産取引では、300万円は大金と感じないのです。 「クロサギ」はその盲点を突いてくるのです。
一つしかない不動産を何人もの業者に「売約」し、複数の業者から手付金を受け取って行方をくらましたり、時には「契約は履行できない」と居直るのです。
でも、こんなこと「サギ」だと警察に訴えても「民事不介入」を盾に、告訴状も被害届も受理してくれません。
・・・続く。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 里子3 | トップ | くろさぎ1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事