27.12.16 隣 組 NO.1009
「とんとん とんかりんと 隣組」「回して頂戴回覧板 助けられたり助けたり」・・・という歌が戦時中に
ありました。 古来我が国では「遠い親戚より・近くの他人」と言って相隣関係は、戦時中のみならず、
大切にしなければならないという考えがありました。
ところでお隣の中国です。 人件費が安いからって多くの企業が中国へ中国へと生産拠点を移しまし
て、それなりに成果を上げたのでしょうが、その反動がいま日本を苦しめています。
投資に莫大な資本を投下したにもかかわらず、人件費の高騰と法的制度の不備やカルチャーの違い
から、残るも地獄帰るも地獄の状態で命からがら逃げて帰るという状態にあるらしい。
中国は企業の受け入れは簡単ですが、撤退には色〃難癖をつけて悪女の深情けみたいに、容易に
撤退させないので投下した資本(設備)を放擲しなければならず大赤字を背負わなければならないと
言われています。 日本企業の中国進出は中国を豊かにし、技術レベルを高めて日本の競争力を
相対的に低下しただけで、大いなる失敗であったと言えそうです。
*「中国崩壊後の世界」三橋 貴明著 を参考にしました。
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