消印収集が官白でかなり進んで来た頃に入手した(多分、)『モリコー』の試作押印機の印影です。官製葉書以外に押印されているものは、紙質が葉書と同じです。風景印の収集がかなりそのカテゴリーを増殖して行きました。
風景印を官白で集めていると、他の消印も必然的に官白での収集になりました。記念特殊切手発行日に大阪中央局を始めとした局で使用している機械ハト印、この中に“記念名称”を表示したものがあります。'70年の『日本万国博記念』を最初に'73年『あなたが育てた郵便番号』迄6種。FDCではこれらを揃える事は簡単だが、官白で揃えるのは難しい...とこれら6種を譲って頂いた先輩収集家の方が言われていた。今回画像アップは2種有る『郵便創業100年記念』です。
風景印の肉汁の“鳶色”が、各局毎に微妙に色が異なる。当局が云う本当の“鳶色”ってどれなんだろう...って今でも考えてしまう。そんな微妙な色とは異なってハッキリ“鳶色”ではない場合がある。多くは“マンジュウ”を間違えて“黒”が多いのだけど、画像アップした“紫色”はどういう経緯で出現したのやら...。地元奈良県の多武峰局の風景印。
楠公葉書に押印された戦前の風景印と現行の風景印(昭和50年頃かな?)の丁度中間くらいに位置した中で、今回画像アップした“逓信博物館内郵便局”の風景印は、熱収時には欲しかったモノ。今でも、珍しいって思うけどどうかな??