6月7日
術前検診・・・
術前検診は、午後からなので、ダンナに息子の下校時間にあわせて、家にいてもらうように依頼する。
いろいろなサイトで調べたつもりだが、一体何をするんだろう?と思いながら、指定された時間に行く。
この日の担当は、初診の時に見てもらった先生だった。
教授に質問できなかった私の疑問をぶつけると、
腫瘍マーカーは問題がない。
画像にも、はっきりと腫瘍はうつっていない。
(でも、画像にうつらない大きさの腫瘍がある可能性は残っている。)
細胞診も、今回採った中には、ガン細胞はない。
という答えが返ってきた。
う~~ん、もし私がまだ若く、子供を持つことを希望していたら、先生方も対応に困るだろうなぁ、と同情する。 とりあえず、内膜掻爬(ないまくそうは)か、ホルモン治療で様子見かしら?
Dr : 6月26日入院、29日手術でどうでしょう?
akubi: 29日ですか?
Dr : 初診に来られたときに、癌だとわかっていたので、予定に入れたので、この日が一番早いんですよ。 手術できる枠一杯、いやむしろ枠を超えて採っている状態でも、これなんですよ。
akubi: いえいえ、別に無理してもらわなくてもいいですよ。
無理して、先生方が疲れて、しょうもないミスをされても、問題だし・・・
と、一言多い私・・・
akubi: ところで、私手術を受けたことがないので、ちょっとイメージできないんですが・・・ 大体出産の時と同じような感じ?
Dr : ?????
ちょっと違うと思うけど・・・
akubi: いや~~、出産した後、2時間くらい分娩室で着替えたり、様子を見るでしょ? それで問題がなかったら、部屋へ運ばれるでしょ?
Dr : そう言われたら、おおざっぱに言えば似て無くもないけど・・・
変な質問に、マジメに答えていただき、ありがとう。
akubi: 手術の当日は、ICU(集中治療室)に入るんですか? それとも元の部屋に戻ります?
Dr : ICUには入りません。 回復室と言って、ナースステーションに一番近い部屋に入ってもらいます。 そしてその日様子を見て、問題がなかったら翌日、元の部屋に戻ってもらいますが、まだ無理のようなら回復室で過ごしてもらいます。
akubi: ところで、手術の予定時間は?
Dr : 予定通りなら、2~3時間と言ったところ。それに麻酔とかの準備の時間が加わります。
結構かかるものなのねぇ~~
Dr : じゃあ、この日で予定しますね。
手術までに、肝機能、腎機能、心肺機能などの検査を受けてもらいます。
肝機能は、採血で調べます。その際、感染症(B型・C型肝炎、梅毒、HIV)の関しても調べさせてもらいますね。 これには、同意書にサインしてもらう必要があります。 また、血が止まるまでの時間も調べます。
心肺機能は、心電図と胸部レントゲン、肺活量の検査です。
腎機能は、腎盂・尿路検査を造影剤を用いて受けてもらいます。
それと、麻酔科の外来も受けて下さい。
akubi: はい、わかりました。 ところで、入院期間は?
Dr : 一応2週間かな? 回復具合によって変わってきますけど・・・
今日この後、採血と心電図、肺活量、レントゲンを受けて帰って下さい。
腎盂・尿路検査は・・・6月11日の予約でいいですか?
akubi: はい、大丈夫です。
そうそう、先生・・・輸血になる可能性ってあります?
Dr : まず無いと思うけど、こればかりは絶対と言うことはないから、言い切れません。
akubi: それなら、自分の血を採っておきたいんですが・・・
そう言い出すと、引き出しから、「自己血輸血に関する説明と同意書」と書かれた用紙を取り出す先生。
自己血をとっておいても、輸血を必要としなかった場合は、自己血は処分されるらしい・・・ ふ~~ん、知らなかった。
1回目を6月13日(400ml) 翌日貧血になっていないか確認して、問題がなければ、2回目を6月20日(400ml)行うことになった。
でも、こちらから、自己血保存(貯血と言うらしい)のことを切り出さなきゃ、何も言われなかったんだろうなぁ。
入院期間の2週間・・・私はてっきり術後だと解釈していたんだけど、
実際は術前からの日数だったのかも知れないことを、後日理解する。
akubi: それと・・・
今高血圧の治療を受けているんですが・・・入院中や手術中、何かあったときのために、こちらの循環器内科を受診しておいた方が良いと思いますか?
Dr : そうだねぇ。 そうしておく方が良いかなぁ。
じゃあ、かかりつけの先生に紹介状を書いて貰ってください。 ボクの方からもお願いの手紙を書いておきます。 それと循環器内科の先生宛の紹介状も用意しますね。 受診何時にしましょう・・・ 6月12日でいい?
akubi: よろしくお願いします。
Dr : 他に聞きたいことがあったら、何でも聞いてくださいよ。
akubi: ありがとうございます。 でも、今のところ、これくらいかなぁ。
Dr : じゃあ日程整理しますね。
6月11日 腎盂・尿路検査
6月12日 循環器内科受診
6月13日 第1回目貯血
6月14日 麻酔科受診、採血、第2回目術前検診
う~~ん、毎日なので、疲れるかも知れないけど・・・
akubi: 大丈夫ですよ。
Dr : そうですか?
じゃあ、14日の結果次第で、6月20日貯血もね。
akubi: はい。 でも・・・病院の中、広いしややこしいですね。
なかなか場所が覚えられない。
Dr : そうかなぁ? すぐに慣れますよ。
akubi: まあ、先生方は良いけど、患者は慣れるほど来るのも、どうかと思うんですけどね。
自分で切り出しておいて、何という返し・・・
でも、しょうもないことにも丁寧に返してくれて、ありがとう。
Dr : じゃあ、あと用紙などを受け取って、検査を受けて帰ってください。
akubi: はい、ありがとうございました。
と言って、廊下に出る。
看護師さんから、色々な用紙や説明書をもらう。
腎盂・尿路造影検査を受けるには、前日から薬を服用しなければならないようだ。
前日は、朝・昼・晩・寝る前に、腸内にガスがたまるのを防ぐ薬を服用。
当日は、朝6時と7時に、座薬をいれる。 その上朝食抜き、水分は検査の2時間前まで飲んでもかまわないんだとか・・・ 色々大変だねぇ。
産婦人科を出た足で、心電図などの受付へ行く。
心電図は、寝ているだけだから楽勝。
肺活量は・・・ 口だけで呼吸をすると言われても、イメージが出来ない私。
一気にはき出して!と言われても、なかなかうまくいかない。
鼻をクリップで留めてもらったら、一番うまくいった。 そんな便利な物があるんだったら、最初から出してくれたらいいのに・・・
その後、採血室へ行く。
まず、止血するまでの時間を調べる検査。
耳たぶをちょっと切って、調べるようだ。
耳たぶを切るのか・・・ う~~ん、なつかしい・・・
と言うのも、私が小学校6年生の時、血液型を調べる検査が学校であった。
やり方は、耳たぶを切って、試薬の付いた用紙に血をつけたように記憶している。 その時結構痛かったので、ピアスをするために穴を開けるなんて、とんでもないことだと、思っていた。
さて、話を戻して、耳たぶを切って30秒ごとに紙をあて、止まっているのか確認しているようだ。 5分以内に止まれば問題がないらしい。 私もその範囲で止まり、この検査はクリアした。
そして、採血・・・だけかと思っていたら、尿検査用のカップを渡されたので、トイレに行った。
採血室を出た後は、レントゲン室へ。
順番が来て、中へはいると、検査着に着替える。
機械の前に立って待っていると、技師さんは別室へ。
??? フィルムは?
ひょっとして、これもデジタル化されているの?
この疑問をぶつけると、この病棟を改築した際にデジタル化したらしい。
お金がかかっているわい・・・
術前検診・・・
術前検診は、午後からなので、ダンナに息子の下校時間にあわせて、家にいてもらうように依頼する。
いろいろなサイトで調べたつもりだが、一体何をするんだろう?と思いながら、指定された時間に行く。
この日の担当は、初診の時に見てもらった先生だった。
教授に質問できなかった私の疑問をぶつけると、
腫瘍マーカーは問題がない。
画像にも、はっきりと腫瘍はうつっていない。
(でも、画像にうつらない大きさの腫瘍がある可能性は残っている。)
細胞診も、今回採った中には、ガン細胞はない。
という答えが返ってきた。
う~~ん、もし私がまだ若く、子供を持つことを希望していたら、先生方も対応に困るだろうなぁ、と同情する。 とりあえず、内膜掻爬(ないまくそうは)か、ホルモン治療で様子見かしら?
Dr : 6月26日入院、29日手術でどうでしょう?
akubi: 29日ですか?
Dr : 初診に来られたときに、癌だとわかっていたので、予定に入れたので、この日が一番早いんですよ。 手術できる枠一杯、いやむしろ枠を超えて採っている状態でも、これなんですよ。
akubi: いえいえ、別に無理してもらわなくてもいいですよ。
無理して、先生方が疲れて、しょうもないミスをされても、問題だし・・・
と、一言多い私・・・
akubi: ところで、私手術を受けたことがないので、ちょっとイメージできないんですが・・・ 大体出産の時と同じような感じ?
Dr : ?????
ちょっと違うと思うけど・・・
akubi: いや~~、出産した後、2時間くらい分娩室で着替えたり、様子を見るでしょ? それで問題がなかったら、部屋へ運ばれるでしょ?
Dr : そう言われたら、おおざっぱに言えば似て無くもないけど・・・
変な質問に、マジメに答えていただき、ありがとう。
akubi: 手術の当日は、ICU(集中治療室)に入るんですか? それとも元の部屋に戻ります?
Dr : ICUには入りません。 回復室と言って、ナースステーションに一番近い部屋に入ってもらいます。 そしてその日様子を見て、問題がなかったら翌日、元の部屋に戻ってもらいますが、まだ無理のようなら回復室で過ごしてもらいます。
akubi: ところで、手術の予定時間は?
Dr : 予定通りなら、2~3時間と言ったところ。それに麻酔とかの準備の時間が加わります。
結構かかるものなのねぇ~~
Dr : じゃあ、この日で予定しますね。
手術までに、肝機能、腎機能、心肺機能などの検査を受けてもらいます。
肝機能は、採血で調べます。その際、感染症(B型・C型肝炎、梅毒、HIV)の関しても調べさせてもらいますね。 これには、同意書にサインしてもらう必要があります。 また、血が止まるまでの時間も調べます。
心肺機能は、心電図と胸部レントゲン、肺活量の検査です。
腎機能は、腎盂・尿路検査を造影剤を用いて受けてもらいます。
それと、麻酔科の外来も受けて下さい。
akubi: はい、わかりました。 ところで、入院期間は?
Dr : 一応2週間かな? 回復具合によって変わってきますけど・・・
今日この後、採血と心電図、肺活量、レントゲンを受けて帰って下さい。
腎盂・尿路検査は・・・6月11日の予約でいいですか?
akubi: はい、大丈夫です。
そうそう、先生・・・輸血になる可能性ってあります?
Dr : まず無いと思うけど、こればかりは絶対と言うことはないから、言い切れません。
akubi: それなら、自分の血を採っておきたいんですが・・・
そう言い出すと、引き出しから、「自己血輸血に関する説明と同意書」と書かれた用紙を取り出す先生。
自己血をとっておいても、輸血を必要としなかった場合は、自己血は処分されるらしい・・・ ふ~~ん、知らなかった。
1回目を6月13日(400ml) 翌日貧血になっていないか確認して、問題がなければ、2回目を6月20日(400ml)行うことになった。
でも、こちらから、自己血保存(貯血と言うらしい)のことを切り出さなきゃ、何も言われなかったんだろうなぁ。
入院期間の2週間・・・私はてっきり術後だと解釈していたんだけど、
実際は術前からの日数だったのかも知れないことを、後日理解する。
akubi: それと・・・
今高血圧の治療を受けているんですが・・・入院中や手術中、何かあったときのために、こちらの循環器内科を受診しておいた方が良いと思いますか?
Dr : そうだねぇ。 そうしておく方が良いかなぁ。
じゃあ、かかりつけの先生に紹介状を書いて貰ってください。 ボクの方からもお願いの手紙を書いておきます。 それと循環器内科の先生宛の紹介状も用意しますね。 受診何時にしましょう・・・ 6月12日でいい?
akubi: よろしくお願いします。
Dr : 他に聞きたいことがあったら、何でも聞いてくださいよ。
akubi: ありがとうございます。 でも、今のところ、これくらいかなぁ。
Dr : じゃあ日程整理しますね。
6月11日 腎盂・尿路検査
6月12日 循環器内科受診
6月13日 第1回目貯血
6月14日 麻酔科受診、採血、第2回目術前検診
う~~ん、毎日なので、疲れるかも知れないけど・・・
akubi: 大丈夫ですよ。
Dr : そうですか?
じゃあ、14日の結果次第で、6月20日貯血もね。
akubi: はい。 でも・・・病院の中、広いしややこしいですね。
なかなか場所が覚えられない。
Dr : そうかなぁ? すぐに慣れますよ。
akubi: まあ、先生方は良いけど、患者は慣れるほど来るのも、どうかと思うんですけどね。
自分で切り出しておいて、何という返し・・・
でも、しょうもないことにも丁寧に返してくれて、ありがとう。
Dr : じゃあ、あと用紙などを受け取って、検査を受けて帰ってください。
akubi: はい、ありがとうございました。
と言って、廊下に出る。
看護師さんから、色々な用紙や説明書をもらう。
腎盂・尿路造影検査を受けるには、前日から薬を服用しなければならないようだ。
前日は、朝・昼・晩・寝る前に、腸内にガスがたまるのを防ぐ薬を服用。
当日は、朝6時と7時に、座薬をいれる。 その上朝食抜き、水分は検査の2時間前まで飲んでもかまわないんだとか・・・ 色々大変だねぇ。
産婦人科を出た足で、心電図などの受付へ行く。
心電図は、寝ているだけだから楽勝。
肺活量は・・・ 口だけで呼吸をすると言われても、イメージが出来ない私。
一気にはき出して!と言われても、なかなかうまくいかない。
鼻をクリップで留めてもらったら、一番うまくいった。 そんな便利な物があるんだったら、最初から出してくれたらいいのに・・・
その後、採血室へ行く。
まず、止血するまでの時間を調べる検査。
耳たぶをちょっと切って、調べるようだ。
耳たぶを切るのか・・・ う~~ん、なつかしい・・・
と言うのも、私が小学校6年生の時、血液型を調べる検査が学校であった。
やり方は、耳たぶを切って、試薬の付いた用紙に血をつけたように記憶している。 その時結構痛かったので、ピアスをするために穴を開けるなんて、とんでもないことだと、思っていた。
さて、話を戻して、耳たぶを切って30秒ごとに紙をあて、止まっているのか確認しているようだ。 5分以内に止まれば問題がないらしい。 私もその範囲で止まり、この検査はクリアした。
そして、採血・・・だけかと思っていたら、尿検査用のカップを渡されたので、トイレに行った。
採血室を出た後は、レントゲン室へ。
順番が来て、中へはいると、検査着に着替える。
機械の前に立って待っていると、技師さんは別室へ。
??? フィルムは?
ひょっとして、これもデジタル化されているの?
この疑問をぶつけると、この病棟を改築した際にデジタル化したらしい。
お金がかかっているわい・・・