akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

入院5日目 おそれていたことが・・・

2007年07月16日 16時51分48秒 | 入院~手術してから

7月1日
 さん・さんが、退院されたので、
この部屋も2つ空きが出てしまった。
ちょっと寂しいなぁ~と、言いながらも、
残りのメンバーで、おしゃべりをしていた。

夕食後、う~~~ お腹が痛くなる。
トイレへ直行。
でも、早足で歩けないよ~~~
間に合えばいいけど・・・

ヤレヤレ、なんとか、間に待った。
トイレにしゃがんだと同時に、体内から一気に・・・
少々やわらか~くて、においがきついのが難点だけど、
お通じが!!
ため込んでいたので、腸内で発酵していたんだろうか?

おしり洗浄付きの便器だったので、おしりもすっきり。
お通じがあったので、私の気持ちもすっきり。
Vサインをしながら、部屋へはいる。
おめでと~って、言われる。

しばらくすると、さっきと同じ感覚。
もう一度、トイレへ行く。
やはり、同じようなお通じだった。

ガスやお通じが出る時期は、個人差がある。
同じ日、手術をしたさんは、まだガスが出ていなかったので、
下剤を処方されていた。
さんは、もともと便秘体質じゃないけど、
卵巣の癒着がひどかったので、
他の臓器から無理矢理引きはがしたって感じらしい。
だから、腸の動きも落ちているのかもと、主治医の先生は考えられたのか、早いうちから下剤を処方されていました。

「akubiさん、明日レントゲンですからね」と伝えに来た看護師さんに、お通じがあったことを報告する。
ただ、軟便だったと言うことで、レントゲンを撮るのに念のため・・・と言うことで、下剤が処方された。

このあたりまでは、元気でいたのだが・・・

さんが、「なんかお腹が痛くなってきた。 麻酔切れたかも。」と、言い出した。
そう言われたら・・・

いや、痛いって感じじゃないのだ。
熱いって言えばいいのかなぁ。
焼け火箸をお腹に当てられたって感じ。
(そんな経験がないのに、なぜかそう思った。)

でも、この程度なら、痛み止めをもらわなくても、我慢できそう。
昔原付に乗っていて転んだとき、両方の膝下をすりむいたことがある。
夏場だったので、化膿してしまって治るまでに1ヶ月以上かかるくらいの怪我だった。(すりむいただけなのに・・・)
その時の初日が、熱いってかんじだったもの。

さんが、痛み止めをもらうという。
彼女は、もともと生理痛がひどく、
座薬を入れるとすぐに痛みは治まるのを経験しているから、
抵抗がないようだ。

消灯時間になったので、横になる。
あ~あ、お腹が熱い・・・
そう思っていたら、急にズン・ズンという針で刺されるような痛み。
あっ!こりゃ駄目だ
速攻でナースコールのボタンを押す。

nurse: どうしました?
akubi: 痛みがひどくって・・・
     痛み止めを下さい。

それを言うのが、やっとである。
となりから、さんが、「大丈夫?」と聞いてくれる。
彼女は、薬が効いていて、痛みが治まってきたらしい。
akubi: さっきまでは我慢できていたんだけど、
    急に痛みが来た。
さん: わたしもそうだった。 
     でも座薬ならすぐに効いてくるよ。

そこへやってきた看護師さん。
nurse: 痛んで寝られませんか?
akubi: はい。 急に痛くなってきて・・・
nurse: 飲み薬、座薬、どっちがいいですか?
akubi: 座薬でお願いします。
nurse: わかりました。 しばらくお待ち下さいね。

こういう時って、しばらくも長く感じる・・・
でも、本当はすぐだったんだろうなぁ。

座薬を入れる前に、血圧を測る。
nurse: 下着を降ろしてください。

痛みに苦しんでいたので、何を言われたか聞き取れなかったので、無反応の私。
もう一度、「下着を降ろしてください。」と言われ、我に返る。
ノソノソ下着を降ろし、座薬を入れてもらう。

しばらくして、普段考えないような事が、次々頭に浮かぶ。
一瞬、薬の副反応?とギョッとなる。
でも、いつの間にか眠りの世界に入っていった。



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入院5日目  日中の様子

2007年07月16日 12時17分26秒 | 入院~手術してから
7月1日

昨日母が来たとき、売店で乳酸飲料を買ってきてもらった。
それを飲んだからか、夜プッという感じだけど、ガスが出た。
ガスが出て喜ぶ場面って、他では考えられない話だわ。

朝、検温に来た看護師さんに、「ガスが出ました!」と報告する。
平熱だし、血圧も問題がない。
腸の動きも、はっきり耳でも、グルグルとか音が聞こえるくらい。
あと一歩でお通じが来るんじゃないかって、期待が持てる音。

食事も、昨日3分粥だったから、
今日は五分粥だろうと思っていたのに、
予想が外れた。
出てきたのは、七分粥。
おかずも、形がある!
(すべて、さいの目切りだけど・・・)
うれしくって、食欲もりもり。
当然、完食!

手術当日、翌日に投与されていたペパリン(血栓防止のため)の注射は、
体を動かせるようになったので、終了。
ストッキングの着用も、「お好きなように・・・」となった。
ストッキングをはいている足首周囲が、かゆくて仕方がなかったので、これ幸いと脱ぎ捨てた。

このストッキング、足の甲の部分に穴が空いている。
初め見たとき、なんでこんな所に穴が空いているんだろう?って、
思ったんだけど、手術室で答えが見つかった。
この穴の所に、心電図の端子をつけるのよねぇ。
端子は、素肌につけないといけない。
ふくらはぎまでストッキングがおおっているんだもの。
どこかに穴がないとねぇ・・・
さ~すが、医療品!と感心したのでした。

とにかく動かなくっちゃねぇ~と、
東病棟~西病棟を2周するけど、
そんなに広くないスペースだもん。
あっという間に終わってしまうし、
すぐに飽きてしまう。
あ~あ、飽き性の私・・・

でも同じ所をウロウロしていても、変な顔をされないのは、
病院ならではでしょうね。
もっとも、パジャマを着て、尿パックをぶらさげた点滴台を押しているんだから、変質者には見えないからだろうけど・・・

また食事や水分もとれているので、点滴も終了。
抗生物質投与が、あと1回残っているので、
しばらくラインだけ確保。
投与後、針を抜いてもらって、左手はすっきりした。
管が無くなっていくのは嬉しい。

でも・・・
術後から、看護師さんが硬膜外麻酔の残量のチェックをしている。
素人目に見ても、残り少ない。
何時切れるのか、心配になり始める。

この日から、創の消毒などをしてもらうなど、
色々な処置を受ける時に、
「処置室へ行ってください。」と言われるようになった。
動けるようになったから?
動かすため?
いずれにしても、暇つぶしになるので、ホイホイ歩いていった。

消毒してもらっていると、
「創もジュクジュクしていないし、きれいですよ。」と言われるが、
まだどうなっているのか、見ていない。
一体どのくらい切ったんだろう?
どんな風になっているんだろう?
気になって仕方がない。

処置室にあるベッドには、手すりがない。
(まあ、あったら先生が診察するのに、邪魔だろう)
寝ころぶときは、立て膝で肘をベッドについて、
頭を下げながら、足をずらしていけば、
なんとかなったんだけど、起き上がるときは一苦労。
ベッドの端を右手で持って、左手を支えにして、
起き上がった。
自分でやらないと・・・と思っているんだろうけど、
看護師さんは見ているだけ。
ま、本当に出来なかったり、具合が悪そうだったら、
手伝ってくれると信じたい。

この日もまだ入浴できないので、看護師さんに清拭してもらう。
う~ん、やっぱり気持ちが良い。
でも、そろそろ髪も洗いたいなぁ。

おまけに腹帯がすれる脇腹が、かゆくて仕方がない。
ついかいてしまうので、腹帯がゆるんでしまい、無惨な状態に・・・
検温の時、お腹の創のチェックや音を聞くと言われた時は、
ラッキー!と、心の中で叫んでいた。
だって、そのあとに腹帯をきちんと締めてもらえるんだもの。

かゆくなるのは、自分のミス。
入院当日もらったチラシに、
「皮膚の弱い人は、事前に洗濯しておいてください。」とかいてあるのを、
見落としていたんだもの。
でも、ここまで私の皮膚が弱いとは・・・

午後、手術を終えたさんが退院された。
息子さんが、お迎えに来るのを、今か今かと待っておられた。
とっても嬉しそうな顔。
見ているこっちまで嬉しくなる。

この病院は、日曜日でも退院オッケーなのだ。
(ただし入院費の支払いは、現金のみだけど)

でも、ここの病棟に入院している患者さん、
明るい人が多いように感じる。
頭にバンダナをつけている人たちも、
いつもニコニコしている。
ま、くら~く、どよ~んとした方は、
あんまりウロウロしないとかで出会ってないからかも知れないけど。

翌日から1泊2日で旅行に行くから・・・と、母が午後やってくる。
ディルームでしゃべっていたら、
先生がナースステーションに入っていくのが見えた。
産科の方からやってきたので、お産の立ち会いをしていたのかな?
次にやってきたときは、嬉しそうに看護師さん達に写真を見せていた。
ひょっとして、ご自身のお子さんが生まれたのかなぁ?
と思ったけど、その後も、疑問を解決する行動をしていないので、不明。

結局この日の、昼食、夕食ともに完食!
ダイエットになるだろうって、期待していたんだけど・・・




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