7月1日
さん・さんが、退院されたので、
この部屋も2つ空きが出てしまった。
ちょっと寂しいなぁ~と、言いながらも、
残りのメンバーで、おしゃべりをしていた。
夕食後、う~~~ お腹が痛くなる。
トイレへ直行。
でも、早足で歩けないよ~~~
間に合えばいいけど・・・
ヤレヤレ、なんとか、間に待った。
トイレにしゃがんだと同時に、体内から一気に・・・
少々やわらか~くて、においがきついのが難点だけど、
お通じが!!
ため込んでいたので、腸内で発酵していたんだろうか?
おしり洗浄付きの便器だったので、おしりもすっきり。
お通じがあったので、私の気持ちもすっきり。
Vサインをしながら、部屋へはいる。
おめでと~って、言われる。
しばらくすると、さっきと同じ感覚。
もう一度、トイレへ行く。
やはり、同じようなお通じだった。
ガスやお通じが出る時期は、個人差がある。
同じ日、手術をしたさんは、まだガスが出ていなかったので、
下剤を処方されていた。
さんは、もともと便秘体質じゃないけど、
卵巣の癒着がひどかったので、
他の臓器から無理矢理引きはがしたって感じらしい。
だから、腸の動きも落ちているのかもと、主治医の先生は考えられたのか、早いうちから下剤を処方されていました。
「akubiさん、明日レントゲンですからね」と伝えに来た看護師さんに、お通じがあったことを報告する。
ただ、軟便だったと言うことで、レントゲンを撮るのに念のため・・・と言うことで、下剤が処方された。
このあたりまでは、元気でいたのだが・・・
さんが、「なんかお腹が痛くなってきた。 麻酔切れたかも。」と、言い出した。
そう言われたら・・・
いや、痛いって感じじゃないのだ。
熱いって言えばいいのかなぁ。
焼け火箸をお腹に当てられたって感じ。
(そんな経験がないのに、なぜかそう思った。)
でも、この程度なら、痛み止めをもらわなくても、我慢できそう。
昔原付に乗っていて転んだとき、両方の膝下をすりむいたことがある。
夏場だったので、化膿してしまって治るまでに1ヶ月以上かかるくらいの怪我だった。(すりむいただけなのに・・・)
その時の初日が、熱いってかんじだったもの。
さんが、痛み止めをもらうという。
彼女は、もともと生理痛がひどく、
座薬を入れるとすぐに痛みは治まるのを経験しているから、
抵抗がないようだ。
消灯時間になったので、横になる。
あ~あ、お腹が熱い・・・
そう思っていたら、急にズン・ズンという針で刺されるような痛み。
あっ!こりゃ駄目だ
速攻でナースコールのボタンを押す。
nurse: どうしました?
akubi: 痛みがひどくって・・・
痛み止めを下さい。
それを言うのが、やっとである。
となりから、さんが、「大丈夫?」と聞いてくれる。
彼女は、薬が効いていて、痛みが治まってきたらしい。
akubi: さっきまでは我慢できていたんだけど、
急に痛みが来た。
さん: わたしもそうだった。
でも座薬ならすぐに効いてくるよ。
そこへやってきた看護師さん。
nurse: 痛んで寝られませんか?
akubi: はい。 急に痛くなってきて・・・
nurse: 飲み薬、座薬、どっちがいいですか?
akubi: 座薬でお願いします。
nurse: わかりました。 しばらくお待ち下さいね。
こういう時って、しばらくも長く感じる・・・
でも、本当はすぐだったんだろうなぁ。
座薬を入れる前に、血圧を測る。
nurse: 下着を降ろしてください。
痛みに苦しんでいたので、何を言われたか聞き取れなかったので、無反応の私。
もう一度、「下着を降ろしてください。」と言われ、我に返る。
ノソノソ下着を降ろし、座薬を入れてもらう。
しばらくして、普段考えないような事が、次々頭に浮かぶ。
一瞬、薬の副反応?とギョッとなる。
でも、いつの間にか眠りの世界に入っていった。