退院後 1週間の感想

7月12日

退院して1週間たった。
別のいい方をすれば、手術をして2週間たったことになる。

私の場合、子宮・卵管・卵巣を単純に摘出しただけだからか、
自分が思っているよりも、体を動かすことが出来る。
歩き方も、スムーズになってきたような気がする。

重い荷物を持ってはいけない・・・
そう気をつけているんだけど、
スーパーで買い物をするときは、カートを押しているので、
重さの実感はない。
いざレジ台にカゴを乗せるとき、
えっ！こんなに重いの？って驚くときもある。
でも、もう1回来るのも面倒だから、
マイバッグに入れて持って帰らないとねぇ。

おまけに、梅雨のこの時期、
雨の中をわんこの散歩に出ることもある。
レインコートを着せてはいるんだけど、
足や頭は汚れるので、タオルでせっせと拭いていた。
でも、一度雨が降っていなかったので、
レインコートなしで出たら、
途中から雨が降り出した。
私は傘を持って出ていたので、濡れなかったが、
わんこはビシャビシャ。
こうなったら洗うしかない。
でも、抱えられないし・・・
無理矢理引っ張って、風呂場へ直行した。
でも次の日は、1週間たったからいいかな？と思って、
10キロ近くあるわんこを洗面台に抱え上げた。

大丈夫かなと思ったけど、お腹が裂けることもなかった。

ただ、これは抱えられる体勢を取ってくれる存在だから、
何ともなかったけど、単なる荷物では、どうなるかは不明。

この日、明るいところで鏡を見てびっくり。
白髪が増えてる！
いや、違う・・・
ヘアマニキュアが落ちているんだ！
茶色が薄くなっているんだもん。

え～～と、マニキュアをしたのは、6月22日。
今までこんなに早く落ちていたっけ？？？

そう言えば、手術した翌日、
ふと見た枕に赤いシミがあったっけ・・・
この時に、色が落ちたんだろうか？
これって、薬の副作用なのかなぁ。

いやだなぁ～～～　白髪が目立つのって。
でも、カットは退院して2週間もすればオッケーだけど、
それ以外は聞いていないからなぁ。
外来に行くまで、どうしようもない。

外来と言えば、お風呂だってそう。
幸い、この時期だから、お湯につからなくても寒いって事はない。
シャワーだけでも、特に不都合はないんだけど、
風呂好き人間としては、なんか物足りないのよねぇ。
ゆっくり湯船につかってこそ、お風呂だ～～～
一体いつになったら、入られるんだろう・・・

外来に言ったときに、聞くことが多すぎる。
質問事項をメモしなければ・・・
でも、せっかちそうな教授相手に、聞く間があるだろうか？
一番肝心なのは、病理検査結果なんだけど・・・

病理検査結果も、気にしないと言えば、ウソになる。
すくなくても、5年間はちょっとしたことでも、
気にしながら生活するんだろうな。

退院７日目 忘れ物を届けに学校へ

７月１２日

「息子の水着が見あたらない。」と、学校から連絡があった。
？？？
朝見たときは、袋の中にちゃんとあったけどなぁ。

でもビーチサンダルやらプールカードも手に持っていったので、
落ちたのかも知れない。

他の水着でもいい・・・ってことなので、
学校まで届けることにする。

実は、水着を届けるのは、今期始めてではない。
書き忘れていたんだけど、２日前の１０日にも行っている。
この時は、連絡帳に息子の字で「プール」と確かに書いてあったんだけど、
最初の予定表では、プール授業は翌週までないし、
日程変更のプリントをもらっているわけでもない。
きっと息子の落書きだろうって、気にしないでいた。
「今日、プールある？」と聞いてくる息子に対しても、
変なことを聞いてくるなと思いながらも、「しらない。」と冷たく返事をしていた。

わんこの散歩から帰った途端かかってきた先生からの電話で、
これからプール授業があるって事を知る。

akubi : ひぇ～～　すみません・・・
今からすぐに持って行きます！
teacher: えっ！　
　　　　 学校まで歩いて大丈夫なんですか？

今度は、私が驚く番。
学校までって・・・・
我が家から学校までは、徒歩５分程度の距離。
それくらい歩けますわよ～ん。

私自身、退院してすぐに散歩など出来ると思っていなかったので、
偉そうなことは言えないんだけど・・・
どうしても、自宅療養って、家の中でじっとしているってイメージかしら？

まだ早く歩けないので、信号のある横断歩道のところで、
車が止まってくれるのに気を遣ってしまう。
先に行ってよ～
普段なら、止まらないと「歩行者優先だろ！」って、
ブツブツ言っているくせに・・・と、自分につっこむ。

さて、１２日は二度目なので、
「持って行きます」と言っても、驚かれなかった。
自分の中では、精一杯急いで持って行った。

退院６日目 セキが出始める。

７月１１日

朝起きると、予想通りノドの痛みは治まっていた。
当然、おそれていたセキも出始めた。

セキはセキでも、コンコンという乾いたセキじゃなく、
痰が絡んだセキなのだ。
痰が出やすいと言われた手術後に、ほとんどでなかったのが、
その分が今出てる？など、突拍子もないことを考えてしまった。

でも、意外っていうか・・・
咳をしても、お腹がもう痛くない！
それも、痰を出すために、思いっきり咳き込んでも。
わずか１週間たっただけで、こんなに体って回復するんだねぇ。
そのことに驚いてしまった私。

咳をしたって、お腹が痛くないんだったら、まぁいいか。
安心してセキをするんだけど、どうも痰を上手く出せない。
いつまでもノドに引っかかった感じがする。

再び救急箱の中を物色。
「ゴホンと言えば○○○」がキャッチコピー(古い？）の薬があったので、
ラッキー！と思う。
早速口に含む。
でも、この粉で咳き込んでしまいそうだ・・・

昨日からのど飴をなめているので、太ってしまったかも・・・
という不安もあるけど、体力の維持が先だとばかり、
三度の食事は、しっかり摂った。

夕方スーパーに行ったとき、ノドや胸に塗るタイプの風邪薬を買う。
この薬は、私が知っている名前じゃなくって、
別の製薬会社から出ている分だけど、ローションタイプ。
ベタベタしていないし、直接塗れるから手が汚れない。
でも成分なんかは同じ。
いろいろ進化しているんだねぇ・・・

でも、この日からしばらくの間、
セキとくしゃみが続いた。
おまけにセキが収まっていないうちに、
鼻水が出始めた。
いつもなら、鼻水が出たらあと一息！って感じだったんだけどなぁ。

退院５日目 ノドが痛い。

７月１０日

７日・８日の週末、息子の相手をダンナに任せて、
私は、夕食の準備や洗濯などの家事はするけど、
大半をノンビリ過ごし、これぞ自宅療養って気分を満喫した。

それなのに・・・９日の夜、どうも疲れがとれない。
どうして？２日、しっかり休養を取ったのに・・・
いや、休めたから、今日は頑張るぞ！って、
張り切りすぎたんだろうか？
やはり無理は禁物だと、実感する。
その結果が、もろに現れたって感じ。
１０日の朝、起きるとノドが痛い。
従来から、疲れがたまるとノドが痛くなったり、口内炎が出来たりしていた。
そう言えば、入院早々口内炎が出来たっけ。
あのときは、体の疲れより精神的な疲れだったのかも知れない。

洗面台の鏡で、ノドを見ると、まっかっか。
熱が出ていないので、受診するほどのこともないだろう。
薬ってあったかなと、救急箱の中をゴソゴソする。
葛根湯(液体）も１本だけ残っていたので、常用している漢方薬をやめて、こちらを飲んだ。
今までの体験で言うと、ノドが痛いのは今日だけ。
明日からは、セキが出はじめ、やがて鼻水に移行する。

入院中の、セキをしたときの、お腹の痛みを思い出してしまった。
ひぇ～～～　

最初の頃は、１人で食事を摂るときにも、
野菜やタンパク質を必ず摂るようにしていたけど、
この２日間は、手を抜いていたことを反省する。
栄養バランスが大事だね。

かと言って、１人分を作るのも面倒なので、
スーパーでお総菜を買うことにした。
食事以外では、カテキン、カテキンとつぶやいて、
飲み込むときの殺菌効果を期待して、
飲み物を麦茶から緑茶に変えた。 
(意味あるかしら・・・）

でも体力が落ちているから、治るまでどれくらいかかるのか、
全く見通しが立たないので、少し不安になる。
風邪は万病の元って言うしね。

それでも、夕食の準備や後片付け、洗濯などの家事をこなした。
風邪なんかに、負けるか～
気合いだ！　気合いだ！　気合いだ！