銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

茂木健一郎氏と、六本木男性合唱団(+高野孟氏)

2009-12-10 00:17:54 | Weblog
 茂木健一郎氏が、最近話題になっています。特に脱税の問題で叩かれています。その件ですが、私はわざと、ここでは触れないでおきました。

 だけど、本日、<NHKのプロフェッショナルを降板の予定と>いうウエブ上の記事がでて、それで、今年の9月に下書きとして書きストックしておいた、以下の文章を、ここにさらそうと考えます。

 これは、茂木健一郎本人というよりも、一般的な問題としての・・・・・『間接的な言論統制の仕組み?と、そこから逃れた貴族たち』・・・・・というサブタイトルと成ります。今のところ、私は茂木さんのファンでもないが、嫌いでもないというスタンスです。どちらかというと、振り回されていて気の毒なほどだと思っていました。

 でも、タイミングとして適宜だと思うので、以下の文章をあげさせてくださいませ。   この添え状の部分は、今、2009年12月9日に書くのですが・・・

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 一年前の事です。早稲田大学について、研究する必要が出来(しゅったい)しました。と言っても、時間も無いし、お金もありません。だから、インターネットを利用しました。先ず、早稲田大学のホーム頁に入って、次に教授名の羅列の頁に入ったわけです。するとマスコミ有名人としての高野孟氏の頁に目が留まり、それを開きました。

 それは、一年前の事です。今日、もう一度グーグルから検索すると同じ様式の頁は既に開く事ができない模様で、テンプレートを変更なさったか? 少し情報量を減らされた模様です。

 で、(一年前には)そのホーム頁の情報量の多さとデザインの多様さに驚嘆しました。文章の内容に感心したり、共感したわけではないのですが、ライターのホーム頁としても画家のホーム頁としても、出色の出来で、これを凌駕するものは、他には、まだ見た事がまだありません。

 中を丁寧に読んでいくと、一時期コンピューター・グラフィックを研究されたようで、それゆえに、凝っているのでしょう。

 私なんて、画家なのに、ホーム頁(ブログとは別に持っているもの)は、手当ての暇がなくて、休眠状態です。ブログはテキストを入れて、写真をちょっと、工夫するだけでできるので、
 毎日、一回ほど更新するように務めていますが、ホーム頁を作り上げている時間が無いのです。引き比べて高野さんの方は、スタッフがいて、下働きをしてくれるという立場ですから、すごいものができるわけです。

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 それを丁寧に読んでいるうちに、「これは、これは」と驚いた事が数多くあるのですが、今日はそのうちの二つだけについて、私的な考察を述べたいと思います。

 まず、第一に彼は六本木男声合唱団に所属しているのですが、そこに茂木健一郎さんがいたという事・・・・・

 六本木男声合唱団については、私が電車の往き返りによく週刊文春を買っていた頃に、情報がグラビアに載りました。俳優の奥田何とかさんと、だれそれさんが団員で指揮者はサエグサさんである。ふむ。ふむ。と言う感じで、その当時はそれが、何も私の心に、訴える情報ではなかったのです。

 「マスコミ有名人の中で、歌が好きな人で歌える人が入っているのね」ぐらいの感じで、それは、「はい、そうですか」で右から左へ流しておく程度の事でした。
 
 ところが、2008年に高野氏と茂木さんがここに参加をされている事を知り、いろいろ考え込み始めました。簡単に結論を言ってしまうと、有名人への仕事の依頼の集中と露出の多さと、それに伴う、富と名誉の集中と、

・ ・・・・そして、新人がそこへ入る事が締め出されている現状についてです。・・・・・

 既に既成のメディアの世界に入り込んでスターとなった人たちはわが世の春を謳歌しているわけですが、そのサロンの世界が垣間見えたのが、六本木男性合唱団の世界でした。

 週刊文春のグラビアで、みたときもそれは、感じました。が、そのときは「あ、そうですか?」と言うぐらいで、軽く見過ごしたことが、自分が自分で本を作り始め、それを、機縁として、いろいろな人が私にアタックをしてこられ、打ち解けて、いろいろな事を打ち明けてこられるに連れ、個人的な事情を離れて、一般的な現象として、

 今、新人がいかに本を出すのが難しいか、その現象が幾何級数的に、深まっていて、極言すれば、それが一種の間接的な言論統制に当たっているのではないかと、思うほどの現象が起きているのです。 2009年9月14日     雨宮舜

補遺・・・・・上をほぼ、4ヶ月前に書いた身としては、茂木さんNHKプロフェッショナル降板の報に接して、感慨がひとしおです。茂木さんは、一種のマスコミ貴族としての扱いを受けていたのです。寵児だったのです。ところが、最近の流れがおかしいですね。それが、不思議でした。 変だなあ。そういうこともありなのか? と感慨が深いです。 2009年12月9日  雨宮舜
コメント
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