銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

春が来る (20年ぶりに生まれた詩) 完成形△

2012-01-17 01:22:05 | Weblog
 突然にエッセイから詩に転じて、しかもそれほど、上出来でもないシンプル極まりないものを載せさせていただきます。でも、あまりに突然なので、少しだけ、わけを語らせてくださいませ。この詩は『原発の事故による苦しみもやがて晴れるのだ。春は来る』というある種の隠喩を、内包している詩のように見えますが、決して考えて造ったものではないのです。
 ただ、起き抜けに、寝床の中で、自然にできたのでした。ただ、前の日に音について、深く考えたのは考えたのです。その委細は、詩の後で。・・・・・
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春が来る

お前を愛する者がいる
遠くから来るその音を聞け

もちろん、

 お前をいじめる者がいる
近くにいるその音を聞け

お前を辱める者がいる
近くにいるその音を聞け

  お前を悲しめる者がいる
 近くにいるその音を聞け

しかし、

お前を守る者がいる
遠くから来るその音を聞け

お前を許すものがいる
遠くから来るその音を聞け

そして、

お前を愛する者がいる
その音は、
今、お前のすぐそばに在る

2012年1月16日、ほぼ、20年ぶりに詩が生まれる
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  ここで、最初の行と、最後の行で、訪れてきている人は、いわゆる天とか、神様って言う存在ですが、そういう存在が人間の姿をとることもあるわけです。電車の中で、親切にしてくれた人、画廊で、親切にしてくれた人。鎌倉の町で、親切にしてくれた人、そして、FBの世界で、私にかまってくれた人、そういう人全部をさします。・・・・・詩を作りなれないので、必死になって説明をしておりますが。(笑)

 なお、前の夜にお約束をしていた音に関する部分を今書き始めたのですが、とても長くなりそうなので、それは別の項目に直します。上の短い詩にもいろいろな感想をいただいて、正しくご理解をいただいていたことが、一日たってわかりうれしく思いました。音にまつわる話は、また別項目で申し上げます。

  


 2012年1月16日  雨宮舜 (本名 川崎 千恵子)
コメント
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