羽織らむと思うくらいに秋涼し
明日には野分も立ちて九月かな
短髪で道颯爽と秋日影
秋晴れに十三分で散髪す
秋曇り憂鬱な本を棚に差す
霧晴れて町や体が動き出す
薄暗き灯火親しむピアノかな
秋思にて謎めく本を手に取りぬ
叶うならともに見上げむ秋銀河
果物の内で何より柿甘し
横顔の色を思わす薄紅葉
思い出を分け合う路の七竈
明日には野分も立ちて九月かな
短髪で道颯爽と秋日影
秋晴れに十三分で散髪す
秋曇り憂鬱な本を棚に差す
霧晴れて町や体が動き出す
薄暗き灯火親しむピアノかな
秋思にて謎めく本を手に取りぬ
叶うならともに見上げむ秋銀河
果物の内で何より柿甘し
横顔の色を思わす薄紅葉
思い出を分け合う路の七竈