仲秋の月の出を待ち言えぬ文字
秋天の下で終わらぬ思い草
待宵の路にて古き洋菓子屋
花野から歩いてすぐの事務机
揺れながら映る笑顔や秋の水
郷愁を誘う数羽の渡り鳥
足音に気づきて逃げる稲雀
赤蜻蛉飛んで涼しき通い道
豊水の梨によく似た懐かしさ
野の花に思うあの日の立ち姿
秋の草並んで歩く帰り道
草の花別れを惜しみバス来たり
秋天の下で終わらぬ思い草
待宵の路にて古き洋菓子屋
花野から歩いてすぐの事務机
揺れながら映る笑顔や秋の水
郷愁を誘う数羽の渡り鳥
足音に気づきて逃げる稲雀
赤蜻蛉飛んで涼しき通い道
豊水の梨によく似た懐かしさ
野の花に思うあの日の立ち姿
秋の草並んで歩く帰り道
草の花別れを惜しみバス来たり