宵を待ち並んで眺む流星群
幼少の頃を思わす鰯雲
稲妻が光り家路へひた走り
でき得ればバスを乗り継ぎ踊りの輪
近づけば聞こえてきたる踊り唄
しなやかな菊の節句に空仰ぐ
虫残るやや勢いが消え始め
鈴虫の声に何かを気づかされ
秋桜に青銅色の秋の蜂
はぜ蘭の小さき花に見入り初め
近づけぬ赤をまといて曼殊沙華
秋の灯や姿見を目に型を練る
幼少の頃を思わす鰯雲
稲妻が光り家路へひた走り
でき得ればバスを乗り継ぎ踊りの輪
近づけば聞こえてきたる踊り唄
しなやかな菊の節句に空仰ぐ
虫残るやや勢いが消え始め
鈴虫の声に何かを気づかされ
秋桜に青銅色の秋の蜂
はぜ蘭の小さき花に見入り初め
近づけぬ赤をまといて曼殊沙華
秋の灯や姿見を目に型を練る