以前、SD-80ALで白いサギを撮影してみたら、色収差でボワボワな写真が撮れた。
色収差の少ないNagamitsu 60 maxiならどう写るか。
気になってました。
同じ白いサギを探して遊水池に行きましたが、あいにくとサギを見つけられませんでした。
仕方がないので、釣り人に被写体となってもらいました。
まずはiPhone5sで撮影したもの。
フルサイズ換算で30mm相当程度の画角だと思われます。
黒い矢印の先に釣り人がいます。
Nagamitsu 60 maxi + EOS 6D
焦点距離1200mm
やはりケラレますね。
なんか、ぼやっとした画像です。
でも、色収差でぼやっとしているわけではなさそう。
Nagamitsu 60 maxi + EOS kiss X3で撮影。
撮って出し。
1920mm相当の画角。
続いて、Nagamitsu + Pentax Q7
撮って出し。
5520mm相当の画角。
ものすごい拡大っぷりです(^^)
しっかり写ってます。
でも、シャープさに欠けます。
よくみると、桟橋も釣り竿もくにゃくにゃ曲がってます。
水面から上がる水蒸気で光がゆらゆら歪んだのでしょう。
これではNagamitsuの性能評価ができません。
もう少し近い被写体がよいかもしれません。
結局、家に戻って、近くの家の柿の木を狙ってみました。
iPhoneで撮影。
画角は30mm相当。
PENTAX Q7で撮影。
柿の実は、風に揺れていて、ついでにNagamitsuも風でグラグラして、被写体も望遠鏡もどっちも落ち着かない中で撮影しました。
いつものごとく、焦点距離33メートル相当の画角でピント合わせをしているので、被写体に動かれるとまともにピントが合いません。
でも、画面内のどこかにはピントが来ているので、語れることはあります。
葉の葉脈がしっかり解像しています。
ムッチャ、被写体深度が浅い。
風に揺れる柿の実は厳しい被写体だったので、望遠鏡の向きを変えて、今度はとなりのセブンイレブンの看板を撮影。
まずはiPhone。
続いて、Nagamitsu 60 maxi + Pentax Q7。
看板ですので、風で揺れたりしません。
Nagamitsuは風とピント合わせ操作でグラグラしましたが、なんとかピント合わせができました。
シャープとは言い兼ねます。
眠い画像です。
でも、焦点距離1200mm、口径60mmであることを考えれば、すばらしい絵だと言えるのではないでしょうか。
木の幹に止まったセミとか、揺れない絵だに止まった鳥などはいい被写体になるのではないでしょうか。
あと、鳥の巣の観察とかには十分使えるレベルだと、僕的には思います。
ただ、ちょっと心配に思ったのは、使い方を誤ると犯罪になりそうですね。
まあ、なんでもそうなんでしょうけど、道具は使い方次第ですね。。。
3万円という価格からは想像もできない高性能な望遠鏡ですね。さすがスコープテック製ですね。
長焦点で取り回しがちょっと難かもしれませんが
庭に置いて観望に使いたくなってきました。
購入にあたり、スーパーのっぽさん(焦点距離1,200mm, 口径80mm)とNagamitsuで迷いました。
Nagamitsuの方が色収差が少ないでしょうけど、口径が小さい分、解像度が下がるのではないか?との一抹の不安がありました。
結果的にその不安は不要でした。
こんなにもシャープに見えるとは(^_^;)
Nagamitsu、オススメですよ!