ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

森羅万象に生かされて歩く

2012-02-22 19:20:07 | 里山を歩く
 連日、常陸太田市町屋町にお伺いしております。
家並みの向こうの山々の空気が、また一日分、春に近づきました。
今朝は、サーバーさんメンテナンスのため、記事投稿ができず、ただ今夕方に更新です。



鎮守の森に向続く小道。
傍らのヤマブキさんも、動きそうな気配。



鎮守の森でも、屋敷林でも、アオキさんの青き果実がたわわに。



足元をみれば、人知れずフユイチゴさんの照る葉。



アオキさんの群落の下に、フユイチゴさん群落。
果実の後の祭に、夢は駆け巡ります。
森羅万象の驚きというものは、常に、足元に実在しています。

森羅万象といえば、ただ今、雑誌・別冊太陽さんを拝見しています。
目を見張る特集は、「南方熊楠―森羅万象に挑んだ巨人」。
顕彰会さんのブログのお言葉の通り、熊楠先生が縦横無尽です。
そして、時折登場される熊楠先生の肖像に圧倒されます。
ただならぬお目の輝きは、これすなわち森羅万象の自然さんでした。



昼休み、森羅万象の一部として歩んで行けば、枯木さんが苔むしていました。
枯木さんに営まれている、さまざまに生きている、森羅万象さんの不思議。
豊かになった日本。

豊かさの中で、見落としているものは何か。
熊楠先生は、今もなお、うまずたゆまず問い、語り続けます。



同誌には、キノコ写真の第一人者、伊沢正名さんの菌類の写真も掲載されておりました。
伊沢さんは、笠間の隣、桜川市にお住まいで、一度ご自宅でお話を伺ったことがあります。
食べられるキノコも、毒キノコも、ともに森を生かしているというお言葉の記憶が鮮明です。



昔も今も将来も、森に生かされる日本列島と地球さんです。
去年は、台風が、熊楠先生ゆかりの紀伊半島の森に上陸、大きな被害がありました。
サルノコシカケさんととに、紀伊の森の復興を想い、仕事に戻りました。
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