ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

水源の森、紺の風と紫の花

2011-10-29 06:36:59 | 里山に捧ぐ
 昨日は、珍しく晴天の日中に、飯田ダム前を通過しました。
日が短くなる今日この頃、明るいうちに撮影チャンスがあると、ついつい嬉しさ倍増です。
そのせいか、最近の記事は写真が多目です。
おおめでたい、なんて言っておりましたらば、PCさんを開くのが重い感じに。

そこで、少しデジカメさんを軽めの画像にして、この画面表示も当日記事一本にしました。
週末まとめ読みの方にはご不便をおかけしますが、宜しくお願い致します。
撮影の時間が限られるほど、撮影枚数が増えるというのは不思議なものです。
時間不足だからこそ、集中力も湧いてくるのかもしれません。

では、笠間の水源、これまた、あまり有名でない飯田ダムさんの周辺の近況です。

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ダムサイトから遠望する吾国山(わがくにさん)
左右対称の稜線の右奥に、紫峰・筑波山が見えます。
左側はスズラン自生地のある難台山。
手前の田園と里山の風景にも、少しづつ秋色がさしてきました。

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湖水を巡る車道から、遊歩道へ。
秋色が降りてきた木立の間の湖水です。

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堂々とした白い幹肌は、ホオノキさんです。
葉っぱも、春に咲く白い花も雄大で香り高い、特別な樹という感じです。
コブシさんの仲間ですが、木材としても、包丁の柄や日本刀の鞘など、特別な用途があります。
身近なところに当たり前にありますが、ホオノキさんに会うたびに、自然の底知れなさを思います。

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特別に大きい、ホウノキさんの落葉です。
最近の娘さんは、おままごとなどやらないと思いますが、きっとこの葉は、テーブルの主役になれます。

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あたり一面、ヤマザクラさんの落ち葉。
その間から、小さな下草の芽が、しっかりのぞいています。

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大樹の包容力を感じるシーンです。

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ノハラアザミ
さんが一輪、ひっそりとお出迎え。
花言葉がいいですね。
そして、紫という色の意味を、少しづつ理解しつつある青葉です。

では、休憩時間はこれまで、これより一路、芸術の森近くの現場に向かいます。
昼休みにはまた、プチ散歩が予定されています。

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 芸術の森の北斜面です。
ここにも小さな泉がありました。
カメラを構えますと、なぜか紫の光が差し込みます。
ヒノキさんの葉の間からのおてんとうさまのエキスが、何度やってもこのように映ります。
空気がもやもやしているのと、ヒノキの葉の先端が微細なために、天然のプリズムになった可能性があります。
デジカメさんの機能による場合もあるでしょう。

 こういう写真を見ると、オカルト的な解釈をされる方があるかもしれません。
私個人は、想念はほどほどにして、素朴な体感で向き合うことが大事だと感じます。
おてんとうさまからの毎日のプレゼントは太陽光線、その中にこの紫色もあります。

 紫色のホトトギスさんとキチジョウソウさんが咲く小道、来週はじめにレポート致します。
今日は、命に欠かせない水と太陽光線の色を訪ねました。
自然さんには、今日も感謝です。

では、どうぞ良い週末をお過ごしください。
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