新築の住まいに小さな深山を

　目隠しは、軽めの緑で。



公道からは、こんな風に見え隠れしておりますが。
最近は、隙間があったほうが、防犯上も良いようです。



昨日の夕方、お陰様で仕上がりました。
中ほどには、筑波の大石を据えて。



新築住宅の車庫脇のスペースですが、車庫よりは狭いという。
近頃の住宅事情の中で、あれこれ励む毎日ですが。
狭いところこそ大石が面白いということは、確かにあります。



さらに、回遊可能であることが大切ですね。
管理上も良いですし、黒潮に乗ったカツオさんのごとく。
めぐる人間さんも、気分は明朗快活になりやすくなるものです。



めぐりつつ、振り返りつつ鹿島灘の荒波さんに感謝すれば。
鹿島アントラーズさんの快進撃とともに、ご家庭も穏やかに納まるはず。



尚、稲田石を交えた園路は、水道の前まで延ばしておきました。
便利であることが、マメな習慣の助けとなりますように。



そして。
今回もまた、管理面の負担の最小化を心がけつつ。
敷石の隙間に、グランドカバーを仕込み。



最初に面倒をみておけば、あとはお庭が自立するという。
そんな、人間さんのようなお庭が望まれる時代ですが、やはり。
皆様多忙な時代ゆえに、肝心なのは雑草対策です。



その基本に沿いまして、隅っこの電信柱の元にも一応、役者を忍ばせ。
ちょっと乱調の敷石も交えましたが、隙間の時間に、一服して頂ければ幸い。
ちなみにこちらは、水戸ホーリーホックの地元市ですが、嫁さんは笠間出身。



有り難い出身地の庭から土も運んで、山つつじと春蘭さんも定植。
一緒にチゴユリさんもくっついており。
ご縁に感謝の庭づくりでございます。

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