ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

笠間を見晴らす国見山の記③

2017-01-31 06:57:46 | 里山を歩く
 下山の前に、記念の植物写真を。



森蔭のコウヤボウキさんを一枚納め、日なたに出ました。
頂上直下から、こんなふうに、一面にヒノキ苗が植えられておりますが。
近頃全面的に伐採されたために、国見山の眺望が、ほんの一時的に復活しているというのが現状です。



さて、とにかく林道に降りないと。
林道の山側は、こんな感じで急な土手です。



ちなみに、登る時には、こんな感じでしたが。
難所はこの一か所のみで、それ以外は安全な足元です。
林道は、頂上の直下をぐるりと水平に刻まれており。



山側は、岩盤がむき出しになっているところも。
表土はまったく無いようですが、それでもなんとか、実生のヒノキさんの若木が続々。
伐採前のこぼれ種が、一面に発芽して育っておりました。



谷側の肩に、イヌザクラさんが一本、中切りにされた後、元気に萌芽。
この辺りは、もともとヒノキの適地で、かつては県内でも随一の良材の産地でした。
ただ今は全面的に再造林されましたが、お隣にはまだ、しっかりと森が残ります。



こんな感じですが。
遠方に、東海村の火力発電の煙突が見えます。



右を見れば、加波山の風力発電が見えて。
左に下った尾根の奥に、筑波さんが山頂だけ見えました。



せっかくですので、もう一枚。
お城山こと佐白山を真ん中に、合併後の新笠間全域を望みましたが。
ヒノキが伸びると見えなくなりますから、山頂だけでもなんとか、眺望保存策も良いでしょう。



下山の前に、画像上部の真ん中の涸沼さんを望みました。
涸沼川の水源探索でしたが、有り難い源流の沢については、またの機会に。
はるかな眺めの左端には、またまたお船の広い海さんでした。
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