ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

風の音色がよみがえりました

2015-08-26 06:05:01 | 庭の仕事誌
 松の風さんを、聴いておりました。



昨日の夕暮れでございますが。
こちらに移されて、はや118年という、アカマツの老木さんでございますが。



風の中で、三度目のお手入れを完了いたしました。
以前、最初のお手入れを紹介させて頂きましたが(→こちら)。



お陰様で、年々、風の音色が輝いてまいりました。
松風さんというものは、特別なものでございます。
ひもとけば、松涛、松籟、松韻などなど、古来さまざまに聞き分けられていたようで。



茶釜のたぎる音色にもたとえられるものですが。
その有り難い響きも、細やかな風の道が開いてこそ、かと。



遠景もなんとか。
年々落ち着いてきたようです。



枝垂れのモミジさんも、透かしを入れましたが。
サルスベリさんは、ただいま満開。
もろいので大風で折れることもありますが、奥ですのでそのまま放任。



ツバキさんも、肩をもんでおきました。
ま、剪定という場面では、まずは庭木さんが楽になるように。
整骨・整体というような心持が大切でしょう。



初年度は、外科的な処方を繰り出しましたが、今後は気長に養生します。
特に松の老木さんであれば、毎年、歳神様がお出まし。
年々歳々喜んで頂けますよう、工夫を持続いたします。
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