いつもの朝が風吹く朝でした

　栗の実さんが、そこかしこに落ちております。
今日は、風の朝。
いつもの野道さんが、ようやく明けて来ました。



片手間の栗園さんも、何かと人手不足。
イガイガさんの山が、道まではみ出しております。



栗の実さんも、拾う者少なく。
おそらくは、このまんま。
おそらくは、お近くのコオロギさんの、お膳のメインとして供されます。

お、なにやら緑色が乗っております。
コオロギさんよりも早く、オンブバッタさんがご登場。
ご夫婦で、ごひいきに。



生き物さんの、さまざまな生態。
いかなる行動にも、何らかの意味があるものです。
常々、一生懸命に生きており、心打たれます。

その一方では、憩いの時も、十分に与えられている。
厳しく楽しく有難く、生き延びた者達。

この、風さんが強く吹く朝に。
イガイガさんの、トゲトゲさんの上で。
甘い甘い、おんぶさんのご縁とは。



ノハラアザミさんも、ただいま風さんに起こされました。
やがて、別な風さんが、アザミさんの種を、どこか遠くのご縁の地に運びます。

　赤とんぼさんも、風に乗って、この島国を巡ります。
風さんを意識することは、命さんを意識することかもしれない。
風に思う、朝のひとときでした。
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