ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

厳寒の日に鏡が開く祝福です

2012-01-15 06:41:30 | 里山に捧ぐ
 先週の茨城笠間は、厳寒でした。
どれくらいの厳寒かといいますと、氷点下8度超。
じつは寒がりのくせに、真冬の早朝をなぜか好むという青葉も、この度は厳寒を認めました。

葉っぱも凍りつきました。
ここは、稲田石の石切山脈ですから、岩肌を走る北風さんも厳寒です。


それでも、葉っぱさんがあると、そこだけは早くとけるんですね、氷さんが。
おてんとうさまとともに生きた枯葉というものは、枯れてもなお、お天道様の祝福を受ける人生なのです。



こちら、小さな小さな葉っぱさんをも、分け隔てなく、おてんとうさまは祝福しておりますね。
ありがたや、ありがたや。



仕事の準備もいろいろと、稲田石の下見が始まりました。
K親方が、もろ手を叩いて石を祝福している背中を、おてんとうさまが照らします。
一隅を照らすK親方の人生につきましては、里のすべてのキジバトさんも青葉も、日頃から大敬服です。



石山の一隅が、きらきらしていました。



晩秋のツルウメモドキさんが、そのまま凍てついたか、ドライフラワーの輝きで照らす一隅。



一隅に点じられた紅の三姉妹。
一瞬の中に永遠を見ます。



鏡開き。
お供えの鏡餅をおろして、担当の超ベテラン農婦さん兼主婦さんが、湯通し、陰干しで、食する準備。



そのお方が、無事にある年齢に到達致しました。
そのお祝いに、高橋協子さんの陶のオルゴールです。
現在は、みかんとヒヤシンスの間にお住まいです。



手回しで音色を奏でるのが、なんともなつかしく感謝です。
良く出来ていますから、きっと長もちして、愛されるはず。

その日のバラは、年の瀬から今も尚、咲き続けています。
これは鏡開きの日に撮ったものですが、こまめな水替えが良いようです。


この一週間は、厳寒でした。
その中でも、花を愛でるひと時を頂くということは、まことに幸いでありました。
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2 コメント

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Unknown (とう・しろ)
2012-01-15 08:07:24
凍りついた葉っぱとツルウメモドキが
笠間の厳冬を物語っていますね。
ステキな写真です。
高橋協子さんのオルゴール、
何とも可愛らしいですね。
私も昨日、高橋さんの作品
「招き狐」を買いました。
やわらかい表情がお気に入りです。
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やわらかいですね (青葉)
2012-01-16 05:44:46
お気に入りの「招き狐」面白そうですね。
やわらかいまなざしは、作家さんのまなざしかもしれないですね。
そういえば先日、厳冬の笠間の宵に、キツネさんを見ました。
拙宅へ小道を入ったところで、車の前をすばやく横切りました。
一般のイメージとは異なり、ご近所のキツネさんの表情は、意外にやわらかでした。
あのお顔ならば、タヌキさんともお友達になれそうです。
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