ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

アマガエルさんの見得でした

2012-07-31 05:07:59 | 里山の役者たち
 夕暮れ時、ようやく涼しくなりました。
斑入りのススキさんを見て、ほっとします。
昨日も猛暑でしたが、アブラゼミさんの声を初めて聞きました。



午後6時半、ムギワラトンボことシオカラの雌さんは、既に寝入りばなです。
ここ、斑入りススキさんの後ろの草むらは、各種トンボさんのねぐらになっているのです。
トンボさんは早寝です。

そして、朝は割りと遅い。
昼寝も好きですね、特に夏は。
極楽とんぼさんとは、よく言ったものですが、何が極楽なのだろうか。
それは、生ききってみてからのお話です。



 さて、30分経過で、だいぶ暗くなったヤマユリさん周辺です。
濃厚な香りは全開。
この香りに誘われて、スズメガの皆さんの羽音が聞こえます。
涼しい羽音が、闇のユリの花の間を飛び交います。

音楽家さんならば、きっと曲想が浮かぶような響き。
思いがけない、自然さんのプレゼントです。



茶の間の網戸に、ミニ蛾さんが休んでいました。
近年は、網戸の蛾さんたちが減っているのは問題と、長老さんは指摘しています。



小さい虫さんたちは、無言で知らせているようです。
そこへ忍び寄るものは。



やはり無言の、千両役者さん。
まだ、夕食前のハングリー座長です。
生きとしいけるものの皆様。
真摯な生を熱演の、真夏の夜の名舞台でした。
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