ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

今日も明日もマメに働きます

2012-10-29 06:37:46 | 里山に捧ぐ
 自家栽培の、小豆(あずき)さんです。
拙宅の庭先に、干してありました。
冬に向けて、自家用のあんこ、羊かん用にと。
マメな年配メンバーが、手間ひまかけて、段取りしています。



自家用のお楽しみ豆というものは、収穫に手間取ります。
鞘からはずして、鞘のくずを取り除いて、虫食い豆を取り除き、それから天日干し。
胃袋さんに入るまでに、百の手間がかかるのは、お米と同じ。



お、豆さんが一粒、呵呵大笑。
虫食い豆さんの、取りこぼしですね。

取りそこねたか、それとも、取り忘れたか。
あるいはまた、これくらならいいと、残したものか。
いずれにしても小さい判断を、無意識につなげて、今日まで生きております。

マメな人が、里山界隈では、生き延びるのに向いています。
普段、黙々と働いていますから、皆が集まると、よくしゃべり、よく笑う。
この小豆さんたちのように。

今でも、共同作業の一服タイムなどでは、その傾向が認められます。
男子集団におきましても、女子並に、どういうわけか、よく笑う。
昔からそうでした。
大昔、外国人の方が書いたものにも、しばしば、そういう記述があるとか。

しゃべりと笑いは、次の工程に、協調と効率と安全をもたらします。
一方では、テキトーに動いている一部の方を、認識しつつも咎めないという雅量もある。
そんな奥ゆかしい働く里山文化を、なんとか伝えていきたいもの。



そのためには、まず、一人でもやる。
一人でも、マメに働くその背中。
里の働く先輩の背中を、お天道様が照らしておりました。
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