ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

秋蕎麦の花が咲く通学路です

2011-09-09 06:28:19 | 美味しい里山のお話
 ソバ麦の花が咲き始めました。
今日は、蕎麦っ子画像の行列であります。

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 まことに、ソバという作物の成長は速いものです。
先月25日の記事でご紹介した時には、もやしの兄貴分くらいの体格でした。
それが16日後、こんなにも大きく育ち、全株に花を咲かせはじめたのですから。

これからの季節は、実りの色の競演です。
常陸秋蕎麦の白、田んぼの黄金色、そして里山の極めの緑。
その緑はほどなくさまざまな秋の色へと、少しづつ転じていきます。
そして、この白い花も、一面のお花畑に、田んぼの間に広がっていきます。
それは、秋のひと時の、あっという間の出来事です。

 この蕎麦の道は、中学生の通学路でもあります。
私の母校でもある東中学校までは、このあたりから約3キロ。
生徒の皆さんは、自転車通学です。

近頃の蕎麦畑は広々としています。
この新しい通学路は平坦ですから、自転車でも楽しめます。
中学生の新鮮な記憶になると良いですね。

 朝夕は、散歩の人が増えてきた最近の農村であります。
犬を連れたり、人を連れたり、蚊を連れたりしながら。
それぞれ皆さん、この畑の成長に見入りながらのお散歩です。

常陸秋蕎麦を栽培するプロの皆さんは、種まきの時期を少しづつずらします。
収穫の時期を考慮してのことと思います。
いろいろな成長の段階の畑、それらを同時に見るというのも、歩く楽しみです。

 こちら、下の画像の三枚は、すべて昨日の朝に撮ったものです。
上の画像は、一番遅く種を播いたもの。
真ん中は中ぐらいの時期ですが、花を少し付け始めました。
そして、一番下は、先月の記事の畑を、ほぼ同じ位置から撮っています。
そしてアタマの花の拡大写真もこちらです。

ご近所の農業後継者のK青年が、真ん中の畑で作業中に通りかかりました。
夕方、暗くなる間際に、種まき準備の耕うん作業。
トラクターの腕を上げたな、と感じます。
お陰さまで、良い花、良い蕎麦、良い風景のふるさとです。

 茨城笠間も、若い力とともに、美味しく元気に復興していきたいものです。







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2 コメント

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Unknown (坂井)
2011-09-09 23:22:34
純白の五枚の花弁アップの写真を
ありがとうございます。
小さくても精一杯元気ですね。



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朝露が一杯です (青葉)
2011-09-10 05:31:23
坂井さま

ありがとうございます。
さらにアップにすると、肉眼で見えないような小さな朝露が一杯ついていました。

小さい小さい朝露があるというのも、なんとも奥ゆかしいものでした。
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