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ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

実りいろいろ今年も出前講談

2011-09-10 06:36:54 | 里山の言の葉
 稲刈りが始まりました。
本日は、実りの秋にふさわしい、来週末の楽しい会をご案内いたします。

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 庭の目立たないところ、コムラサキの小さな実が色づきました。
この写真のコムラサキは、実が少ないです。
実が少ないくらいのほうが、コムラサキというものの風情は発揮されるように感じますね。

この実が色づくと、稲刈りです。
こちら、笠間市飯田の里でも、おとといあたりから本格的な作業開始。
我が家はまだ先ですが、皆さんお天気を見ながら、気合が入っております。

 このように忙しい場面でナニですが、本日は、ちょと変った「秋の夜を楽しむ会」のご案内です。
楽しむ事柄のメインとは、なんと、「講談」。
もうひとつは、地産地消の、ふるさとの手作りの味覚です。
会場は、これまたなんと、植木問屋さんの車庫の特設ステージです。

講釈師は、宝井琴梅師匠が中心。
農業講談など、ユニークな活動でも知られる師匠一門と地元有志が続けたきた、味な会であります。
楽しく美味しい「出前講談」は、今年で35回目。
どなたでも歓迎、しかも茨城らしい会ですので、当ブログでもご案内させていただきます。

 箇条書きで失礼致します。

*開演   9月17日(土)夕方5時30より
*場所   水戸市平須町1846 成樹園(せいじゅえん)
*会費   4500円 (飲食無制限の美味しいガッツリパーティー付)
*申し込み 成樹園 新島(社長です)まで、電話かファクスで。
   電話 029-241-0238 ファクス029-241-6755

+演題

魚屋本多    宝井梅湯
水呑みの龍   宝井駿之介
岡本太郎物語  宝井一凛
茶屋屋敷の由来 宝井琴桜
正宗堪忍袋   宝井琴梅    

*準備の都合上、三日前までにご連絡ください。

 以上でございますが、私も参加します。
当日の会場では、同問屋さんの若い衆さんたちが仮設の駐車場のご案内など、お祭り的な活気もあります。

「若い人は、興味ないだろな~」と、笑う社長さんです。
私も、講談というものは、こちらの会で初めて生を体験しました。
古典も新作もありますが、落語と同じネタでも、講談ならではのテンポというものが魅力です。
やはり、芸というものは、時代の洗礼を受けながら磨かれるものです。
女流の琴桜師匠の講談も魅力です。

 この会の良いところは、やはり年輪の裏づけのある温かみだと思います。
心もおなかも温まる、このような会は、これからますます大事だと感じます。
社長さんご家族は、野菜作りや漬物も名人です。
会場脇の植木畑の縁に、オミナエシが咲いていました。



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