去る二月の記録。
石走る垂水を望むべく。
辿る渓流は、常陸太田市の生田(おいだ)川。
旧里美村の山中に発し、西に流れて久慈川水系里川に注ぐ。
地図でも目立たぬ小河川ながら、水流は盛んなり。
林道入り口で下車し、しばらく杉林を歩くのだが。
田んぼの隣の里山の間に、これほどの水量があるのには驚く。
しかも、まだ二月も半ば。
ここを歩く人の御目当ては、上流の滝群(→こちら)。
ブログ主も、既に天然の滝石組を取材すべく歩くこと二度。
三度目の正直で、自然さんは何を語るのか。
天地は常に最も古く、かつまた、最も新しいもの。
今回も、現場での一見の大切を痛感する。
行く川の流れは絶えずして、しかも元の石組にあらず、と。
さて。
法面保護の人造モルタルを仰げば、相も変わらず。
基岩に忠実な曲線と、そこに載る少々の苔も。
ヤマアジサイさんも、いつも通りではあった。
全山、冬枯れ群落。
数か月後、一斉に彩られれば、さぞや壮観であろう。
無論、常の青葉も有り難し。
しかしながら、今回だけは、どうも違う。
メハジキさんが映える石肌が、一段と色あたらし。
迂闊ながら、ここで思い至った。
昨秋の洪水被害、人里の被害状況は拝見したが、上流は不明のままであったのだ(続く)。
石走る垂水を望むべく。
辿る渓流は、常陸太田市の生田(おいだ)川。
旧里美村の山中に発し、西に流れて久慈川水系里川に注ぐ。
地図でも目立たぬ小河川ながら、水流は盛んなり。
林道入り口で下車し、しばらく杉林を歩くのだが。
田んぼの隣の里山の間に、これほどの水量があるのには驚く。
しかも、まだ二月も半ば。
ここを歩く人の御目当ては、上流の滝群(→こちら)。
ブログ主も、既に天然の滝石組を取材すべく歩くこと二度。
三度目の正直で、自然さんは何を語るのか。
天地は常に最も古く、かつまた、最も新しいもの。
今回も、現場での一見の大切を痛感する。
行く川の流れは絶えずして、しかも元の石組にあらず、と。
さて。
法面保護の人造モルタルを仰げば、相も変わらず。
基岩に忠実な曲線と、そこに載る少々の苔も。
ヤマアジサイさんも、いつも通りではあった。
全山、冬枯れ群落。
数か月後、一斉に彩られれば、さぞや壮観であろう。
無論、常の青葉も有り難し。
しかしながら、今回だけは、どうも違う。
メハジキさんが映える石肌が、一段と色あたらし。
迂闊ながら、ここで思い至った。
昨秋の洪水被害、人里の被害状況は拝見したが、上流は不明のままであったのだ(続く)。
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